きのこの山50周年記念!里山の大切さとサステナブルな未来を宣言
株式会社明治の人気チョコレート菓子「きのこの山」が、発売からの50周年を迎えました。この記念すべき年に、明治は「きのこの山たけのこの里サステナブル宣言」を発表し、ブランドの根底にある“里山”の重要性を広める活動を展開しています。
ブランドの原点に立ち返る取り組み
1975年に誕生した「きのこの山」は、これまで多くの人々に愛され続けてきました。そのキャッチコピー「みんなに、おいしく、おもしろく。」は、楽しさと喜びを提供することを目指しており、実に50年もの歴史を誇ります。
明治の新たな取り組みでは、里山の保全や持続可能なカカオの調達をテーマとした啓発活動に力を入れることが決定されました。里山は生物多様性を守りながら、自然資源の供給面でも重要な役割を果たしていますが、都市への人口移動や環境変化によって、その価値が脅かされつつあります。
このような背景を受けて、明治は認知度の高い「きのこの山」「たけのこの里」ブランドを通じて、里山の重要性やカカオの持続可能な農業に関する情報をのべ1億人に伝える計画を進めています。
環境省での公開報告会
サステナブル宣言の一環として、明治は環境省での公開報告会を開催しました。その会では、明治ホールディングスの松岡CSOと、執行役員の萩原がサステナブル活動に関する詳細を示しました。さらに、アンバサダーを務める森崎ウィンさんも参加し、彼の里山に対する思いや、新たな名刺交換の経験について語りました。
森崎さんは、今回の活動を通じて「里山の大切さを実感している」と述べ、人々にこの重要性を伝えることが自身の役割であると強調しました。また、「たけのこ派」としてのユーモアあふれる意見も交えながら、幅広くプロモーションしていく意欲を見せました。
具体的な取り組み内容
「きのこの山たけのこの里サステナブル宣言」には、商品・イベント・流通の3つの柱があります。
1.
商品: 新たなパッケージで「メイジ・カカオ・サポート」について紹介し、持続可能なカカオ生産の取り組みを伝えます。
2.
イベント: 「きのこたけのこ里山学校」の運営を通じて、里山での自然体験や地域の食材を使用した料理体験などの活動を行います。
3.
流通: 木材を再利用した特製グッズを介して、里山の魅力を伝えます。
これらの取り組みを通じて、明治はより多くの人に里山の魅力や、カカオのサステナブルな生産方法について知ってもらうことを目指しています。
未来への期待
今回の新たなサステナブル宣言は、単なるキャンペーンではなく、毎日の生活に里山の価値を組み込む試みです。明治は、これからも持続可能な未来を見据えた活動を展開していきます。読者の皆さんも、新たな取り組みに注目し、共に自然を大切にする未来を築いていきましょう!