EdTechの未来を創る研究会
2025年2月25日に、東京・早稲田大学で行われる大学ICT推進協議会 教育技術開発部会(AXIES EdTech部会)の第20回研究会に参加することで、教育とテクノロジーの交差点での最新の動向を深く理解することができます。この研究会では、特に「オープンバッジ」の活用についてフォーカスが当てられています。
オープンバッジとは?
オープンバッジは、特定のスキルや知識を証明するためのデジタルアイコンです。これは、オンラインでの評価や成果を可視化し、悪化しやすい伝統的な教育評価の枠を超えて新たな可能性を切り開くものとして期待されています。それにより、学生や受講者は自己の成長を他者に示すことができ、履歴書やポートフォリオの強化に役立ちます。
研究会の詳細
研究会のテーマは「続・教育DXのその先へ」です。このイベントでは、最新の研究や実践に基づいたケーススタディがいくつか紹介されます。
プログラムのハイライト
1.
研究会の進め方
副査: 武田 考正氏(株式会社内田洋行)
このセッションでは、研究会の進行方法についての説明が行われます。
2.
マイクロクレデンシャル化とオープンバッジの活用
講師: 川原 洋氏(サイバー大学)
ここでは、教育における新しい評価方法としてのアプローチが紹介されます。
3.
DX人材育成の事例
講師: 秋本 みつ氏(旭化成株式会社)
旭化成グループのDX推進における取り組みについてお話しいただきます。
4.
デジタルバッジサービスの展開事例
講師: 吉田 自由児氏(株式会社デジタル・ナレッジ)
ノウンバッジの活用例と今後の展望に関する議論が行われます。
5.
ヨーロッパにおけるオープンバッジ活用
講師: 水野 裕子(株式会社インフォザイン)
ヨーロッパの大学での実際の事例について発表され、オープンバッジの運用実態が取り上げられます。
6.
研究会の総括
講師: 松居 辰則氏(早稲田大学)
まとめと今後の展望が提示されます。
参加方法
本イベントは、現地参加が100名、オンライン参加が1,000名まで対応可能で、参加費は無料ですので、多くの方に特にお勧めです。参加希望者は、2025年2月24日17:00までにウェブサイトからの登録を行ってください。
オープンバッジの利点
オープンバッジは、教育機関だけでなく、企業やNGOの人材育成にも広く使われています。例えば、修了証や参加証明書がデジタル形式で提供されることで、教育の成果がより見えやすくなります。また、ゲーミフィケーションを導入することで、学びを楽しむ要素を取り入れ、参加者のモチベーションを引き上げることができます。
まとめ
この機会を通じて、教育とテクノロジーがどのように結び付いているのか、そして、それが私たちの未来にどのような影響を与えるのかを考える良い機会です。 今後の教育のあり方を考える上で、ぜひこの研究会に参加してみてはいかがでしょうか。