ザクティの新機能
2025-10-08 11:23:41

ザクティが発表した報告書作成を支援する新機能とは?

ザクティが新機能「動画マーカー機能」を発表



株式会社ザクティ(本社: 大阪市北区、代表取締役社長: 喜久川政樹)は、現場デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する「現場DXソリューション」において新機能『動画マーカー機能』を2025年10月中旬にリリースすることを発表しました。この革新的な機能により、報告書作成業務が飛躍的に効率化されることが期待されています。

新機能の概要


この『動画マーカー機能』では、現場作業者が撮影した動画から必要なシーンを迅速に抽出し、静止画として保存することが可能になります。具体的には、現場でウェアラブルカメラを装着して動画撮影を行い、音声トリガーやQRコードのスキャンを通じて、重要なシーンにマーカーを付けることができます。このプロセスはハンズフリーで行われるため、作業を中断することなく続けられます。

撮影した動画は専用サーバにアップロードされ、後にWebアプリでタイムライン再生やマーカー・静止画撮影箇所の視覚的な一覧表示ができます。これにより、長時間の作業映像から必要な部分を素早く確認でき、報告書作成や作業の振り返りの効率が大幅に向上します。特に、工事や点検に伴う不具合記録や、製造現場でのトラブル発生時におけるエビデンス確保の際に、有効性が高まります。

動画マーカー機能開発の背景


従来、多くの現場では作業報告書のために写真撮影が必須でした。これには、作業を一時中断してスマートフォンやデジタルカメラを使って写真を撮影する手間が伴います。この方法では、撮影を忘れてしまうことで報告書の不備や、トラブル時のエビデンス不足が発生するという課題がありました。
そのため、全てを動画で記録する方法が模索されていましたが、長時間の映像から必要なシーンを探し出すのは極めて非効率でした。ザクティは、これまでの映像共有サービスを通じて現場DXを推進してきた実績をもとに、これらの課題を解消するために新機能を発表しました。

機能の特長と期待される効果


撮影の手間なしで作業を漏れなく保存


作業者がザクティのウェアラブルカメラを使用して、現場での全作業を記録します。重要な作業に関してもハンズフリーでが漏れなく撮影できます。

ハンズフリーでマーカー付与


音声コマンドやQRコードの読み取りにより、作業の流れを止めずに必要なシーンにマーカーを付与。静止画も簡単に撮影することが可能です。

映像管理による迅速なシーン抽出


Webアプリでは、アップロードされた映像のタイムライン再生が可能で、マーカー付与箇所をサムネイルで一覧表示。長時間の映像を全て見返す必要がなく、記録の振り返りや報告書作成が大幅に効率化されます。

期待される効果


新機能の導入により、現場作業者の報告書作成や振り返り業務の効率化、さらに監督者や管理者の作業確認業務の負担軽減が見込まれます。また、ハンズフリー撮影により作業現場の安全性も保障されます。

今後の展望


『動画マーカー機能』は、ザクティの「映像活用業務プラットフォーム XBP」契約者向けに提供される予定です。機能提供開始は10月中旬を計画しており、利用するにはスマートフォンアプリの「Xacti Viewer Pro」を更新する必要があります。

さらに、10月14日から千葉県の幕張メッセで開催されるCEATEC2025にザクティブース(2H306)でデモ展示を行う予定です。この機会にぜひ足をお運びください。

ザクティは今後も映像技術を用いた製品やサービスの開発に力を入れ、お客様のニーズに応じた最新技術の導入を進めていく方針です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
株式会社ザクティ
住所
大阪府大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビルタワーイースト30階
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。