セキュリティ自動化
2022-07-20 11:35:33
UBiqubeとアラクサラ、セキュリティ自動化で新たな市場を開拓
このたび、UBiqubeとアラクサラが提携を発表し、サイバーセキュリティの分野での新しい進展を示しました。両社は、セキュリティリスクの軽減を自動化するための技術「MSActivator」を共に提供します。
UBiqubeの「MSActivator」は、インフラの自動管理を可能にするオーケストレーターで、さまざまなIT機器やマルチベンダ環境に対応した統合管理を実現します。一方、アラクサラは、サプライチェーンリスク管理(SCRM)と継続的診断・リスク軽減(CDM)の技術を組み合わせたプラットフォームを提供し、これに「MSActivator」を統合することで、より強靭なネットワークインフラを構築します。
今回の提携による新しいソリューションは、特に大企業や政府機関からのニーズに応えることを目的としており、セキュリティ脅威のリスクをリアルタイムで検出し、軽減するためのターンキーソリューションを提供します。これにより、悪意ある攻撃に迅速に対応する能力が向上し、企業や組織の情報セキュリティが強化されることが期待されています。
この発表に際して、UBiqubeとアラクサラの代表者は、アイルランド首相ミホル・マーティン氏と面会し、本提携の意義や今後の展望について説明しました。
UBiqubeのMSActivatorは、高度に抽象化されたデバイスと機能のモデリングを用いて、ITインフラの個別の違いを吸収し、自動管理の容易さを追求しています。この技術は、企業のDevSecOpsプロセスを支える重要なツールとなるでしょう。
また、アラクサラのAX-Sensorは、リアルタイムでのパケット統計や通知を実現する高性能なネットワークセンサーです。この技術とAX-Collectorとの組み合わせにより、ネットワーク上の異常を迅速に検知し、対応することが可能です。これにより、セキュリティの強化が図られます。
アラクサラのCEOである保坂岳深氏は、今回の提携によって、大規模ネットワークにおける迅速かつ適切なセキュリティ対策が可能になると語っています。これにより、複雑なITインフラの柔軟なセキュリティ対応が実現すると期待されています。
UBiqubeのCEO、Nabil L. Souli氏も、AX-Sensorの導入により、未然にインシデントを防ぐことができる新たな自動化の可能性に言及しました。両社の協力により、より強力なセキュリティソリューションが実現することでしょう。
各社は、今後も継続的にこのソリューションを発展させ、様々なセキュリティニーズに応える製品を市場に提供していく予定です。この提携は、セキュリティリスクの管理をより効率的かつ効果的に行うための大きな一歩となるでしょう。情報通信技術が進化する中、今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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UBIQUBE(IRELAND)LIMITED
- 住所
- アイルランドダブリン市
- 電話番号
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