アイデミーとマックス、デジタル人材育成で新たな協力関係を構築
株式会社アイデミー(以下、アイデミー)とマックス株式会社(以下、マックス)は、デジタル変革の進展に伴い、2023年6月からDX人材育成プロジェクトを共同で展開しています。このプロジェクトは、企業が必要とするデジタルスキルを備えた人材の育成を目指すものであり、両社の専門知識を活かした支援が行われます。
プロジェクトの背景
デジタル変革の時代において、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の実施を急務としています。その中で、アイデミーはこれまで600以上の企業に対するDX支援の実績を有し、マックスも独自の製品とサービスへの付加価値向上のためにDXを推進中です。双方の強みを活かし、DX人材育成体系の構築に向けた取り組みが始まりました。
DX推進力の可視化アセスメント
プロジェクトの初期段階では、DX推進力の可視化アセスメント「DPAS」が導入されています。このアセスメントを通じて、それぞれの社員のデジタルスキルやマインドセットを測定・分析し、具体的なスキルギャップを明らかにします。このデータを基に、今後の人材育成プログラムの設計が行われます。
DPASの特徴
- - 負担の少ない設計: 一つの項目に対して10~20分で受検可能。
- - 業界比較: ユーザーは自社の位置を業界内で把握でき、自社の強みと弱みを特定。
- - 評価の可視化: 経済産業省のデジタルスキル標準に準拠した客観的な評価を実施。
今後の取り組み
プロジェクトでは、以下のような具体的な施策を講じる予定です。
1.
スキルギャップの補完プログラム: アセスメントの結果に基づき、特定の部門に向けたスキル補完プログラムを設定し、デジタルリテラシー向上を図ります。
2.
実務応用プログラム: データサイエンティストやビジネスアーキテクトのための実践プログラムを新たに開発し、リーダーシップを担う人材の育成を目指します。
3.
社員特性別の育成計画: DXスキルをさらに高めるために、社員の特性に応じた育成計画を整え、重点的な教育を実施します。
4.
次年度に向けた目標設定: アセスメント結果をもとに、全社的なDXリテラシー向上を目指し、定期的なフォローアップを実施します。
アイデミーの取り組み
アイデミーは、オンラインDXラーニング「Aidemy Business」や実践型AI/DX研修「Aidemy Practice」を通じて、マックスのDX人材育成を支援しています。特に「Modeloy」を活用したプロジェクトによって、実際に運用プロジェクトに参加することで現場の即戦力となる人材を育成しています。
Aidemy BusinessとAidemy Practice
- - Aidemy Business: デジタル技術の内製化を目指すすべての法人向けに、240以上のコンテンツを揃えています。
- - Aidemy Practice: ワークショップ形式での研修を行い、実際に業務に役立つスキルを習得させるプログラムです。
結論
アイデミーとマックスのDX人材育成プロジェクトは、企業のデジタルスキルを底上げすることを目的としています。この取り組みは、急速に変化するビジネス環境において、企業としての競争力を維持するために不可欠です。これからの進展に期待が寄せられます。