サイバーリーズンとGoogle Cloudが手を組みXDRを革新する取り組み
サイバーリーズンとGoogle Cloudの提携
サイバーリーズンは、最先端のエンドポイントセキュリティを提供する企業として知られています。最近、Google Cloudとの提携が発表され、XDR(Extended Detection and Response)イノベーションの推進が期待されています。この提携により、企業は効率的かつ効果的にサイバー攻撃から保護されることになるでしょう。
エンドポイントセキュリティの現状
現在、サイバーリーズンは、毎週23兆件以上のセキュリティ関連イベントを分析し、革新的な悪意のある攻撃検知エンジンMalOps™を駆使しています。この技術により、全てのデバイス、ユーザーID、アプリケーション、クラウドにわたる攻撃を特定し、その全容を明らかにしています。このような能力は、企業が直面する様々な脅威に対処する上で欠かせない要素です。
Google Cloudの役割
一方、Google Cloudはそのサイバーセキュリティ分析プラットフォームChronicleを通じて、エンドポイントの大規模なデータを取り込み、分析します。このペタバイト級のデータ処理能力は、企業が迅速に状況を把握する手助けとなります。サイバーリーズンとGoogle Cloudが連携することで、「Cybereason XDR powered by Chronicle」が誕生し、強力なクラウドネイティブの保護環境が構築されます。
脅威ハンティングの新時代
この新しいXDRソリューションは、自動化された防御を提供し、セキュリティアナリストがセキュリティ対策やインシデントレスポンスに集中できる環境を作り出します。この結果、企業はかつてないスピードで正確な脅威ハンティングを行うことが可能になります。
企業の使命
サイバーリーズンの共同設立者でCEOのLior Divは、Google Cloudとの提携がもたらす可能性について次のように述べています。「我々の革新的な機能とGoogle Cloudのデータ処理能力が結びつくことで、高度な攻撃への防御、検知、レスポンスにおいて比類のないパフォーマンスを発揮します」とのこと。
このような取り組みにより、サイバーリーズンは顧客を様々な攻撃から守り続けています。例えば、SolarWindsやMicrosoft Exchange Serverに対する攻撃、さらにDarkSideやREvilなどのランサムウェアグループからも顧客を保護してきました。
市場での評判
サイバーリーズンは、業界の第三者機関から革新的リーダーと認識され、急速な成長を遂げています。特に、CNBCの2021年「Disruptor 50リスト」に選出されたことは、その実績を裏付けるものと言えるでしょう。また、MITRE Engenuity ATT&CK Evaluationsでも高評価を受けており、企業のセキュリティを強化する存在感を示しています。
Google Cloudの展望
Google CloudのCEO、Thomas Kurian氏も提携について言及し、「業界で最も信頼できるクラウドを構築し、セキュリティ製品を提供することで、お客様のデジタルトランスフォーメーションを加速させることに専念しています」とコメントしました。このように、サイバーリーズンとGoogle Cloudの連携は、未来のXDR防御プラットフォームの実現に向けた重要なステップとなるでしょう。
結論
今後、サイバーリーズンとGoogle Cloudが手を組むことで、企業はより強固なセキュリティ環境を享受することが期待されます。この提携がもたらす新しいXDRソリューションは、サイバー攻撃に対する防御を革新し、企業のセキュリティ戦略を一新する可能性があります。サイバーリーズンは、サイバー攻撃からの保護を実現するためのサイバーディフェンダーとして、今後もその役割を果たし続けることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
サイバーリーズン合同会社
- 住所
- 東京都中央区京橋1-17-10住友商事京橋ビル8階
- 電話番号
-