国内最大級のクラウド技術祭典「OpenStack Days Tokyo 2019」
2019年7月22日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、国内唯一のOpenStack公認カンファレンス「OpenStack Days Tokyo 2019」と、クラウドネイティブ技術のイベント「CloudNative Days Tokyo」が同時開催されます。今年で7年目を迎えるこの祭典は、クラウドプラットフォームの最新技術を紹介し、開発者やビジネスユーザーのニーズに応える貴重な機会です。
イベントの概要と目的
「OpenStack Days Tokyo」は、OpenStack Foundation(OSF)の公式カンファレンスとして位置づけられ、OpenStackに関する様々な情報と知識を提供しています。一方で、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)の支援を受け、技術者や開発者に求められるコンテナ技術を取り扱った「CloudNative Days」は、従来の「Japan Container Days」として知られていました。これら2つのイベントが合併したことで、国内最大級のクラウド技術イベントが実現しました。
特に、「+ Native 〜 クラウドからクラウドネイティブへ 〜」をテーマに、クラウドネイティブ技術の重要性が強調される中、参加者は多彩なプログラムを通じて専門知識を深めることができます。
基調講演と注目のセッション
1日目の基調講演では、OpenStack FoundationのCOO、マーク・コリアー氏が「Collaboration Without Boundaries(境界のないコラボレーション)」をテーマにエッジコンピューティングやAI、機械学習におけるOpen Infrastructureの重要性について語ります。また、Airbnbから講演予定のメラニー・セブーラ氏は、Kubernetesを活用したレガシーサービスの移行事例を紹介します。
2日目は、楽天モバイルが新たに立ち上げる携帯電話サービスのインフラにOpenStackを採用する理由と今後の展望についての講演があります。さらに、SBペイメントサービスが、クラウドネイティブな決済システム開発の経験についても発表します。
プレイクアウトセッションでは、メルペイによる金融サービスのマイクロサービス構築事例が披露され、Kubernetesの拡張機能利用のパネルディスカッションも予定されています。参加者は多くの知見を持ち帰ることができるでしょう。
開催概要
- - 会期: 2019年7月22日・23日
- - 会場: 虎ノ門ヒルズフォーラム 4F/5F
- - 定員: 1,200〜1,500名
- - 参加費: 早期割引は6,480円(初日パーティ込)、通常価格は12,960円。あらかじめオンラインでの登録が必要です。
この祭典は、クラウドテクノロジーの最前線を体感できる貴重な機会です。進化を続けるクラウドネイティブの世界に触れる絶好のチャンスとして、多くの人々が参加することが期待されます。