子ども主体の夏祭り
2024-07-31 11:30:09

子どもたちが主役の「垢田家こども夏祭り」企画、地域で支え合うイベントが始動

子どもたちが主役の「垢田家こども夏祭り」



山口県下関市にある認定NPO法人 皆繋(みなつなぎ)が運営する「ICS垢田家」では、2024年8月31日(土)に「垢田家こども夏祭り」を開催することが決定しました。この夏祭りは、地域の中高校生と一緒に子どもたちが主体となり、自分たちの声を反映させた企画を進めています。これは単なるイベントではなく、子どもたち自身が居場所を作り上げる大切な経験を積むチャンスです。

子どもたちの「やってみたい」を尊重する祭り



「垢田家こども夏祭り」は、市内の子ども食堂「テラノダイドコ」の中高校生が中心となり、企画から運営まで関わっていきます。子ども食堂は中高校生が主体のボランティア団体で、子どもたちが参加しやすい環境を整えています。ここでは、参加者同士がともに楽しむためのアイデアや工夫を考え、実現する力を育むことを目的としています。

子どもたちは、何をやりたいか、どんなことが楽しいかを意見として発信する場が提供され、自由に発言できる環境が整えられています。企画会議では、緊張しながらも、一人一人が自由に発言し、自分たちの声に耳を傾けることができています。

夏祭りに向けた準備と話し合い



イベント準備のため、特に注目されているのは、月に一度行われる「お楽しみ会」です。参加者全員が交流し合い、それぞれが得意とすることや、希望をもって夏祭りの内容を考える場になっています。このプロセスを通して、子どもたち自身が「自分たちの居場所を作る」ことの重要性を学んでいくのです。

これまでの企画会議では、子どもたちが出してきたアイデアをもとに、実際に実施するゲームや屋台の内容についての詳細が話し合われています。友人同士でコミュニケーションを取りながら、より良い夏祭りを創り上げていく姿勢が見られました。一つ一つの決定が、彼らの成長につながることをスタッフも強く感じています。

自主性を促す重要な体験



現代の子どもたちは、学校や家庭の外での自由な交流機会が減少しています。そんな中で「自分たちで何かを作り出す」という自主性を育むために、垢田家ではさまざまなイベントが計画されています。これにより、自然と協調性や創造性を育む場を創出しています。

スタッフは、「子どもたちの意見を尊重することで、彼らの成長する力が発揮される」と痛感しています。成功体験も失敗体験も、すべてが貴重な経験となるのです。このような活動を通じて、子どもたち自身が居場所を意識して作っていくことの大切さを伝えていきたいと考えています。この夏祭りがどのように実現されるのか、今から期待が高まります。

「ICS垢田家」について



「ICS垢田家」は、包摂的な地域交流の拠点として、2022年に開所しました。この場所は、小中学生を中心に、地域住民が集まり交流できる場で、無料の学習支援や食事の提供を行っています。日本財団からの助成を受け、地域と連携しながら、これからも子どもたちの成長をサポートし続けます。

イベント概要


  • - 日時: 2024年8月31日(土) 13:30~16:00(受付13:00~)
  • - 場所: ICS垢田家(下関市新垢田南町1丁目11-11)
  • - 内容: 射的やサッカーゲーム、屋台の出店、ビンゴゲームなどを予定。
  • - 参加者: 子どもたち、テラノダイドコのメンバー、ボランティアスタッフなど。

このイベントが成功し、子どもたちにとって成長の糧となることを期待しています。


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会社情報

会社名
認定NPO法人皆繋
住所
山口県下関市大字冨任91番地
電話番号
083-262-1755

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