能登半島地震支援企画『あえのがたり』の書影が公開!
1月22日に発売される『あえのがたり』の書影がついに公開されました。このプロジェクトでは能登半島の復興支援を目的としており、書籍の表紙には加藤シゲアキさんが手掛けたアートワークが使用されています。
加藤シゲアキのアートワーク
加藤さんのアートは、能登地域の伝統工芸である「輪島塗り」からインスパイアを受けたもので、黒、赤、金の色彩が美しく融合した印象的な一枚です。使用されているのは「アルコールインクアート」と呼ばれる技法で、撥水性のある紙にアルコールインクを滴下することで、色の混ざり合いや広がり、にじみを生かした表現が行われています。一般社団法人日本アルコールインクアート協会の代表理事である鈴木美香さんからも協力を得て、実現した作品です。
装丁のこだわり
この書籍の装丁を担当するのは装丁家の川谷康久さん。アートワークと共に、和紙を思わせる紙質や金継ぎをイメージさせる箔押しが施された帯も特徴です。ビジュアルは、呼びかけ人である今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキの3人のイメージを表現しており、物語の可能性を信じる姿が描かれています。
ドキュメンタリー映像
『あえのがたり』の企画背景や制作過程を追ったドキュメンタリー映像「かたりごと-Document of『あえのがたり』」も配信予定です。このドキュメンタリーでは、2024年1月に行われる『なれのはて』の直木賞選考待ち会の様子や、能登取材、表紙制作、各作家へのインタビューなどの模様が収められています。映像は2025年1月22日、講談社のYouTubeチャンネル「KODANSHA Books&Comics」で配信される予定です。
収益の寄付について
本書は、参加著者の印税と講談社の売上の一部を能登半島の復興支援に充てる予定で、具体的な寄付金額は書籍発売から約半年後に公表される見込みです。これにより、作家たちの想いが形になり、地域の復興に寄与することができると考えています。
書籍詳細
- - タイトル: あえのがたり
- - 著者: 今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキ
- - 発売日: 2025年1月22日
- - 定価: 2200円(税込)
- - ページ数: 224ページ(予定)
- - ISBN: 978-4-06-537876-2
公式サイト・SNS
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『あえのがたり』は、文壇で活躍する作家たちが集結し、一つの目的に向かって創り上げた作品です。ぜひ、手に取ってご覧いただき、彼らの情熱と思いを感じ取ってみてください。