日独協力の新たな一歩、ICT政策対話第9回の成果とは
日独協力の新たな一歩
2023年9月8日、ドイツ・ベルリンにて行われた日独ICT政策対話の第9回は、情報通信分野における両国の相互理解を深める重要な場となりました。今回は、日本の総務省とドイツ連邦共和国の連邦デジタル・国家近代化省をはじめとする関係者が一堂に会し、幅広い議題に関する意見交換が行われました。
政府間会合の概要
この政策対話において、まず政府間の会合が開かれました。ここでは、AIや5G、さらには将来的なBeyond 5Gや6Gの技術に関する議論が展開されました。日本とドイツの両国が現在進めている研究開発の動向を共有し、特にAI技術に関しては、両政府の取組状況について相互に確認しました。5Gに関しては、国際共同研究の進捗状況を評価し、オープンRANやAI RANといった新たな技術の展望についても活発に意見が交わされました。
国際的な協力の深化に向け、両国の官民連携を強化するための具体的なステップが確認され、今後の双方の関心に基づいた協力の必要性が強調されました。
官民セッションの実施
続いて、官民セッションが開催されました。このセッションには、日独両国の民間企業、研究機関、業界団体の関係者が参加しました。テーマは主に5G、Beyond 5G/6G、ワイヤレス電力伝送(WPT)および日独間の官民連携についてです。各企業や団体が自社の取り組みや具体的なビジネスモデル、さらには研究開発における実際の課題を説明しました。これにより、官民一体となった日独間のさらなる協力の深化が確認されました。
また、この官民セッションは単なる情報交換に留まらず、具体的な議論が行われ、将来的な協力の可能性を模索する機会ともなりました。参加者たちは、現行の取り組みを共有し続けることで、双方にとって利益となる関係を構築する重要性を再認識しました。
次なるステップ
今回の政策対話を経て、日独間のICT分野における協力関係は一層具体的なものとなる見込みです。両国は、ここでの議論を基にさらなる連携を図り、特に次世代通信技術やAI技術の開発における共同プロジェクトを展開していく方針です。具体的なアクションプランは今後策定され、日独の技術革新に寄与することが期待されています。
まとめ
日独ICT政策対話第9回は、両国の情報通信分野における政策の相互理解を深める機会となり、官民連携の強化が図られました。次回の会合に向けて、両国の取り組みがより一層具体化し、深まることが期待されます。今後の協力により、情報通信技術が両国の発展に寄与することを心から願っています。