岡山大の挑戦
2024-12-26 06:47:15

岡山大学が地域中核大学として新たな社会変革を推進中

岡山大学が発行する「J-PEAKS MONTHLY DIGEST」の第8号が2023年11月29日にリリースされ、地域中核・特色ある研究大学を目指す岡山大学の取り組みが紹介されました。この月刊誌は、文部科学省が推進する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する活動を伝える重要な媒体となっています。

岡山大学は、2023年12月22日にJ-PEAKSに採択されたことで、約55億円の支援を受け、大学の研究力を大幅に向上させる大規模な支援活動を実施しています。大学長期ビジョン2050に則り、地域および地球の未来を共創し、世界の革新に寄与することを目指しています。

最新号では、様々な研究成果や活動が記載されており、特に「イチオシの研究設備」として、3代目のフローサイトメーター「CytoFlex」の共同利用について言及されています。この機材は、新しい研究の扉を開く重要な役割を果たすと考えられています。

さらに、岡山大学は単に研究開発の拠点を築くだけでなく、地域の中核大学として日本を代表する研究大学群の一翼を担うため、大学全体の組織や制度改革にも取り組んでいます。これらの改革は、従来の学内の一部の組織だけにうけるものではなく、全ての部署での改革が進められています。

岡山大学の研究・イノベーション共創機構の原田大作筆頭副機構長は、「J-PEAKSの採択から一年が経過し、全ての分野において前例のない大規模な大学改革が進行中」と述べています。本事業は地域に根ざした大学として、また世界的なブランド力を構築する上でも重要な意味を持つと考えられています。

このような改革を通じて、岡山大学は地域との連携を強化し、さらなる研究の深化とイノベーションの創出を目指しています。これにより、地域が抱える課題解決の一助となることを願っています。

今回の月刊誌には、特に注目すべきトピックがいくつか取り上げられています。例えば、「高等先鋭研究院」からは、馬建鋒教授と山地直樹准教授が2024年版「世界で最も影響力のある科学者」に選出されたことや、金光功労賞の授賞式の開催、また、岡山大学病院と東北大学との連携会議など、研究と医療の接点でもアクティビティが展開されています。

「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」は、大学改革の進捗を分かりやすく知ることができる重要なリソースです。この数ヶ月での岡山大学の活動成果は、地域を強化し、世界的な研究大学として名を馳せるための挑戦の一環として位置付けられています。今後とも岡山大学がどのような成果を上げていくのか、ますます注目が集まります。

地域と共に、新たな未来を創造する岡山大学の試みに、ぜひご期待ください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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