FRONTEOが湘南ヘルスイノベーションパークに参加し創薬支援を加速
株式会社FRONTEOが、2023年10月1日より湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)のメンバーシップに加入したことを発表しました。これにより、FRONTEOはライフサイエンスエコシステムに参画し、製薬企業等とのパートナーシップやプロジェクトの創出をより一層強化することを目指しています。
FRONTEOは、独自のAI技術「KIBIT(キビット)」を駆使しており、未発見の疾患関連性を明らかにする創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」を展開しています。このサービスでは、膨大な文献情報から未報告の標的遺伝子を抽出し、その背後にある疾患メカニズムを示すことで研究者をサポートします。従来の研究は、既知の情報から新しい発見をするために、研究者の創造性や運に依存していましたが、DDAIFのアプローチにより、より科学的かつ体系的な発見が可能となっています。
湘南アイパークは、2018年に設立され、様々な分野の企業や団体が集まる日本初の製薬企業発のサイエンスパークです。約180社、2500人以上が集まるこのエコシステムの中で、FRONTEOは製薬企業との連携を強化し、最先端の創薬開発に貢献することを目指します。これにより、First in Classの薬剤開発が期待され、より多くの疾患解決に向けた取り組みが進むことでしょう。
FRONTEOは、自社開発のAI「KIBIT」を通じて、情報の解析や構造の可視化を行い、専門家の判断を支援しています。この独自の自然言語処理技術は、データ量に依存せず、高精度で解析を行う能力を持っているため、医療関連分野でもその効果が期待されています。また、FRONTEOの技術は創薬だけでなく、ライフサイエンスAI、ビジネスインテリジェンス、経済安全保障、リーガルテックAIなどさまざまな分野への応用が進められています。
FRONTEOは、2003年に設立され、2007年には東証マザーズに上場。現在では、日本国内だけでなく、米国、韓国、台湾などで事業を展開しています。今後もFRONTEOは、ライフサイエンス分野での技術革新を推進し、社会における課題解決に貢献していくことでしょう。
さらに詳しい情報は、
FRONTEO公式サイトおよび
湘南アイパーク公式サイトをご覧ください。