気候・自然関連シンポジウムへのご案内
2025年9月19日、東京・大手町ファーストスクエアカンファレンスにて、「気候・自然に関する機関投資家と企業の対話の高度化に関するシンポジウム」が開催されます。本シンポジウムは、気候変動や生物多様性に関連した情報開示の重要性を認識し、企業と機関投資家がどのように協力し持続可能な経済成長を実現できるか探る場となります。
シンポジウムの趣旨
現在、気候関連のリスクがビジネスに与える影響は無視できません。企業価値の向上には、気候および自然資本に関連するリスクを理解し、それに向けた資金を導入することが求められます。しかし、機関投資家は多岐にわたる企業に投資を行うため、自然資本と企業活動の関連を全体的に把握するのは容易ではありません。そのため、本シンポジウムでは機関投資家と企業の対話を促進し、気候・自然関連のビッグデータとAIの活用を提案し、より効果的な情報開示や対話を実現するための方法を議論します。
皆様の参加をお待ちしています
シンポジウムには、アセットマネジメント会社や年金基金、保険会社に携わる機関投資家、また自然資本への依存性に関する企業が参加予定です。参加者同士のネットワーキングを通じて、科学的アプローチに基づくリスクの可視化や対話の高度化について、意見交換をする貴重な機会となります。
プログラム内容
シンポジウムのプログラムは以下の通りです。
- - 10:00-10:10 趣旨説明(シンク・ネイチャー)
- - 10:10-10:35 湯澤達朗(PRI)
「責任ある投資家の気候・自然リスク対応状況と課題」
15分講演+10分質疑応答
- - 10:35-10:55 久保田康裕(シンク・ネイチャー、琉球大学)
「生物多様性・自然資本ビッグデータを駆使した投融資ポートフォリオのトップダウン評価」
15分講演+5分質疑応答
- - 10:55-11:25 寺門雅代(ニッセイアセットマネジメント)
「機関投資家ポートフォリオの自然関連リスクの定量評価」
20分講演+10分質疑応答
- - 11:25-11:45 五十里翔吾(シンク・ネイチャー)
「機関投資家と企業の自然に対する依存・影響の可視化」
15分講演+5分質疑応答
- - 11:45-12:15 参加者総合討論 30分
- - 12:15-13:00 名刺交換と懇談
参加申し込みと注意事項
本シンポジウムは先着130名の限定で参加を受け付けております。定員に達し次第、締め切らせていただきますので、参加をご希望される方はお早めにお申し込みください。また、入場時にはお名刺を2枚ご持参いただく必要があります。参加は無料ですので、ぜひ奮ってご参加ください。
このシンポジウムを通じて、気候関連のリスクに対する新たな視点や、投資戦略の重要性を再認識し、より持続可能な未来へ向けた取組を進めていきましょう。