岡山が誇るアートとグルメが交差する「おかやまハレいろキャンペーン2025」
岡山県が展開する「おかやまハレいろキャンペーン2025」は、アートと食をテーマにした全県的な観光キャンペーンです。このキャンペーンは、「岡山デスティネーションキャンペーン」や「森の芸術祭晴れの国・岡山」を基盤にし、新たに大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭2025との相乗効果でさらなる誘客を図ることを目指しています。
キャンペーン期間と内容
本キャンペーンは、令和7年7月19日(土)から10月31日(金)までの期間にわたり展開されます。主催は、観光関連団体やJR西日本を含む42団体からなる「晴れの国おかやま観光キャンペーン推進協議会」です。
キャッチフレーズは「こころ晴ればれおかやまの旅」。この言葉に示されるように、岡山を訪れる旅行者にとって、心が晴れるような特別な体験を提供することを目標としています。さらに、キャンペーンのイメージキャラクターに、岡山県出身の俳優・プロデューサーである「MEGUMI」さんが起用され、彼女の魅力を通じて岡山の美しい旅のストーリーを発信します。
アートに関するイニシアチブ
「おかやまハレいろキャンペーン2025」では、アートを重視した数々の企画が用意されています。例えば、森の芸術祭における恒久設置作品を巡るアート周遊バスや、マスキングテープで彩る「mt project鏡野」、また、瀬戸内国際芸術祭2025の会場となっている宇野港エリアに設置された展示作品を巡るシャトルバスが用意されています。さらに、「吹屋アート展」など幻想的なライティング演出を施した町並みも登場し、訪れる人々に新たなインスピレーションを与えます。
食の楽しみも盛りだくさん
食に関しても、岡山の「晴れの国ガストロノミー」には豊富なプログラムが揃っています。旬の白桃やぶどう狩りが楽しめる「おかやまフルーツ狩りバス」、各島の魅力に触れられる「船で巡る三島周遊グルメツアー」、さらには香川県と協力した「岡山×香川つながる食の大博覧会」など、多様な食体験が訪れる人々を待っています。また、ぶどうをテーマにしたフレンチランチや、県内のワインを楽しむワインツーリズムも展開され、岡山の食の魅力を余すところなく堪能することができるでしょう。
ナイトアクティビティや文化体験
夜を楽しむ企画も多彩です。「大原美術館」と「倉敷考古館」を舞台にしたミステリーツアーや、備前市美術館でのナイトミュージアム、生演奏を楽しム「蒜山スターウォッチングと星の音楽会」など、文化や自然に浸れるイベントが目白押しです。これらの夜のプログラムは、彼らの思い出に鮮やかな色を加えることでしょう。
加えて、歴史や文化に焦点を当てた企画も盛りだくさんです。国宝の旧閑谷学校での坐禅体験や、桃太郎伝説の舞台となった吉備路エリアを巡る無料循環バス、漆塗り体験なども楽しめます。これにより、岡山の深い歴史と文化に対する理解も深まることでしょう。
プロモーション活動と今後の予定
全国的なプロモーション活動として、専用ガイドブックの配布、各種広告媒体でのキャンペーンPR、SNSを利用した情報発信が行われます。特に、大阪・関西万博が始まるタイミングを捉え、観光客の岡山県への周遊を促進することに力を入れています。宿泊プランもオンラインで販売される予定で、最大6,000人分の割引が用意されています。
今後は、6月28日(土)と29日(日)にJR新大阪駅でのPRイベントを実施した後、7月19日(土)にはキャンペーンのオープニングイベントを大阪駅アトリウム広場で行う予定です。
岡山県が贈る「おかやまハレいろキャンペーン2025」で、アートと美味しい食の体験が織りなす魅力的な旅をお楽しみください。