Gleanが支える鴻池運輸の全社AI基盤
概要
鴻池運輸株式会社は、業務変革を目指し、Gleanの「Glean Work AI Platform」を全社的に導入しました。これは、物流業界の課題解決とともに、業務の生産性向上に向けた重要なステップとされています。
Gleanの採用理由
GleanはKONOIKEグループの全社AI基盤として採用され、最初のフェーズで1200のライセンスが導入され、2026年2月から本格稼働する予定です。主なツールとして、Box、Microsoft Outlook、ServiceNowが活用され、社内情報の横断的な検索やレポート作成などが期待されています。
鴻池運輸は急拡大する物流市場のニーズに応えるため、2023年より生成AIの活用を始め、2024年12月にはICT推進本部内に「生成AIプロジェクト」を発足。ノーコード開発プラットフォームの導入を試みたものの、コストや品質の課題を抱え、新たにGleanを選択する決断となりました。
Gleanの特長
1. 強力なセキュリティ
GleanはAICPAとCICAの監査制度であるSOC 2 Type IIを取得しており、安全な情報管理が実現されています。アクセス権をもとに、ユーザーごとの情報管理が行われることで、ガバナンスが強化されます。
2. 高度なコネクティビティ
100以上の主要アプリケーションと簡単に統合できる標準APIを搭載。これにより、情報の横断的活用が可能になり、業務にかかる工数を大幅に削減します。
3. 自然言語理解の精度向上
GleanはLLM(大規模言語モデル)を活用しており、ユーザーの質問を正確に理解する能力があります。独自の用語を学習することで、検索精度も向上していきます。
4. ノーコード対応
Gleanは、自然言語でのプロンプトを用い、非エンジニアでも簡単にAIエージェントを開発できる機能を提供しています。これにより、業務担当者でも容易にAIを活用した業務改革を行うことが可能です。
鴻池運輸の今後の展望
導入にあたり、鴻池運輸は2025年11月に先行利用を開始しました。すでに会議資料の検索や作成工数を約9割削減したとの声が上がっており、2026年度には「AIの民主化」を目指しています。目標としては、Gleanの利用ユーザー600名規模の育成、AIアンバサダー100名の誕生、実用的なAIエージェント75本の開発があります。
両社は協力し、AI人材の育成やコミュニティの発展にも貢献していく考えです。Gleanとともに、物流業界の新たな未来を築いていく挑戦が続きます。
両社のコメント
鴻池運輸の佐藤雅哉氏は、2026年度にAIの定着と変革を目指すとし、Gleanの導入がその強力なエンジンになると明言しています。一方、GleanのBrad Scott副社長は、日本市場での成長を見据え、継続的な投資を行い、信頼性を高めていく意向を示しました。
結論
Gleanによる全社AI基盤の導入は、鴻池運輸が直面する物流業界の課題を解決し、業務生産性を向上させる鍵となるでしょう。今後の展開に注目が集まります。