コンタクトセンターのデータ活用に特化したサービスを提供するアルティウスリンク株式会社と、企業のデータ活用を支援する株式会社フライウィールは、2024年7月1日にデータ事業領域で業務提携契約を締結した。
近年、企業と顧客の接点は多様化しており、顧客との強固な関係構築には、顧客データ分析に基づいたパーソナライズされた対応が不可欠となっている。
フライウィールは、米国ビッグテック企業で培ったデータ利活用ノウハウを持つ経営陣とエンジニアを擁し、企業のデータ連携・システム実装を迅速かつ効率的に支援。データ活用プラットフォーム「Conata®(コナタ)」を通じて、企業のデータドリブンな事業運営をサポートしている。
アルティウスリンクは、国内最大規模のコンタクトセンターリソースを活用し、顧客体験向上を目的としたBPO事業を展開。2024年5月には、顧客接点データ分析とオペレーションを組み合わせたサービスブランド「Altius ONE®」を発表し、顧客サポート領域に特化した「Altius ONE for Support」の提供を開始した。
本提携では、アルティウスリンクのコンタクトセンターデータと、顧客企業内の各部門データ、外部データを「Conata」上で統合・分類。データ分析とインサイト抽出により、課題要因を深掘りし、コンタクトセンターデータを起点とした新たなデータ活用プラットフォームによる価値提供を実現する。
両社は、AIなどの最新テクノロジーを活用したデータ利活用によって、顧客企業の業務改革とビジネストランスフォーメーションを支援することで、顧客体験の向上に貢献していくとしている。