夏期特別SDGs講習のご案内
これからの世代を担う学生たちにとって、SDGs(持続可能な開発目標)への理解は非常に重要です。特に、途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動は、その一環として大きな意義を持ちます。認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)は、夏休みの自由研究や学習の一環として、特別な講習会を実施しています。
講習会の内容
今年の夏期特別SDGs講習は「ペットボトルキャップ回収と途上国の子どもワクチン支援」というテーマで、7月22日から8月30日まで開催されます。このプログラムでは、途上国の子どもたちがどういった状況に置かれているのか、またその解決策としてのワクチン支援活動について詳しく学ぶことができます。講習では支援国や活動の現場を視察した職員が講師を務め、映像や実物を交えながら分かりやすく解説します。
特に、ペットボトルキャップのリサイクルが途上国のワクチン支援にどのように結びつくのか、そのプロセスを具体的に理解することで、持続可能な社会への貢献について考えるきっかけとなります。参加者は実物のワクチンや関連機器も見ることができ、よりリアルに活動を実感できます。
参加条件と申し込み方法
この講習会は、小学生から大学生まで幅広い年齢層を対象としており、参加は無料です。また、希望に応じて対面またはオンラインで開催することができ、勉強時間は60〜120分の間で自由に調整可能。申し込みは公式ウェブサイトから行えます。
こちらで申し込み可能です:
JCV講習申し込みページ
SDGsへの関心の高まり
最近では、SDGsへの関心が高まる中、JCVへの訪問申し込みが急増しています。2023年の申し込み件数は、前年の実績を大きく上回り、企業や学校からの受け入れも増加しています。参加した企業や学校からは、「講習を契機に社内でのSDGs活動が活発になった」との声が寄せられ、多くの人々が自分にできることから取り組み始めています。
30周年を迎える活動
JCVは、1994年に設立され、今年で30周年を迎えました。これまでに、世界10カ国で1億2,759万人以上の子どもたちにワクチンを届けてきました。途上国では、ポリオやマスク、結核などの病気が依然脅威となっており、毎日4,000人の子どもが、ワクチンがあれば防げた命を失っています。これらの子どもたちの未来を守るために、私たちは今後も活動を続けていきます。
団体概要
JCVについて
- - 団体名: 認定 NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
- - 代表: 理事長 剱持 睦子(ケンモチ ムツコ)
- - 創設者: 会長 細川 佳代子(ホソカワ カヨコ)
- - 創立日: 1994年1月29日
- - 所在地: 東京都港区三田 4-1-9 三田ヒルサイドビル8F
- - URL: JCV公式サイト
この夏、ぜひ子どもたちと一緒にSDGsを学び、世界の未来に貢献する一歩を踏み出しましょう。