「PEARL」が支援!
2021-05-10 18:10:01
順天堂大学の新サイト「PEARL」が妊娠と仕事の両立を支援!
新たな不妊治療支援情報サイト「PEARL」
順天堂大学の准教授、遠藤源樹氏が総監修を務める不妊治療と就労の両立を支援する情報サイト「PEARL(パール)」がこのたび開設されました。このサイトは、妊娠や不妊症、さらには不育症に悩む方々に向けて、最新の医学的知識を提供するために立ち上げられました。
サイトの目的と特徴
「PEARL」では、まず個人を対象にした情報提供があり、妊娠に関する正しい知識をわかりやすく解説しています。不妊症や不育症についての理解を深めることができ、これらの症状に対する不安を軽減する手助けをします。また、企業に向けては、不妊治療と仕事の両立に関する基礎知識や具体的な支援策が紹介されているため、職場における理解を促進する重要な役割も果たしています。
さらに、「PEARL」は講演やWebセミナー、コンサルティングなどを通じて、企業に対して不妊治療と仕事の両立支援の重要性を広める活動も行っています。このような情報発信と支援を通じて、日本の少子化問題を解決するための一助となることを目指しています。
日本の少子化の現状
日本は現在、極めて深刻な少子化問題に直面しています。出生数は減少の一途をたどり、就労世代の人口も減少しています。特に、妊娠に関する日本の知識レベルは先進国の中でも低く、学校教育で不妊治療に関する教育が行われていないため、多くの人が正確な医学知識を持っていないことが課題とされています。
不妊症の原因は男女ほぼ半々ですが、女性は特に年齢と共に卵巣機能が低下し、35歳以降、妊娠しづらくなる傾向があることが知られています。晩婚化が進む中で、仕事を持つ30代以上の夫婦が不妊治療を受けるケースが増えており、この愛とキャリアの両立が急務です。
今後の取り組み
「PEARL」は、妊娠や不妊治療に関する正確な情報を提供するだけではなく、不妊治療と就労に関する支援を通じて、女性の活躍を促進し、日本の少子化問題の解決に寄与することを目指しています。
このサイトは、公衆衛生の観点から見ても非常に重要な意義を持つと考えられます。不妊治療のリテラシーの低さや地域格差、経済的負担、職場でのハラスメントなど、さまざまな課題に直面する人々に寄り添うため、「PEARL」は挑戦を続けていきます。
監修者について
「PEARL」の監修を行う遠藤源樹氏は、順天堂大学大学院の公衆衛生学講座の准教授であり、数々の専門的な活動に従事してきました。彼は不妊治療と就労をテーマにした大規模な疫学研究を行い、日本の企業でのセミナーや講演を通じて、具体的な提案を行っています。また、日本初の療法支援モデルを構築し、女性が仕事と家庭を両立できるよう取り組んでいます。
結論
「PEARL」は、妊娠に対する理解を深め、不妊治療を受けやすい環境を広げし、就労を持続可能なものにするための情報源として期待されています。個人、企業の双方からの理解と支援が進むことで、少子化の問題が解決され、女性がもっと働きやすい社会が実現されることを願っています。
この取り組みが多くの人々に届き、役立つ情報となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
さんぎょうい株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿2-4-1新宿NSビル6階
- 電話番号
-
03-6304-5560