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札幌静修高校は、2022年に創立100周年を迎えました。これを記念し、地域社会への貢献を目的とした市民講座を令和6年4月より開講します。

今回の市民講座は、高校で培った教育資源を地域に還元する取り組みとして企画されました。

開講される講座は3つ。

1つ目は、「アグリカルチャー」と題し、環境に配慮した自給自足について学ぶ講座です。家庭菜園を通して、持続可能な食糧生産について知識を深め、実践的な経験を積むことができます。この講座は、通信制課程のアグリコースの生徒たちとの共同で行われ、世代間交流を通して学びを深めることができます。

2つ目は、「高校国語講座」です。高校で学んだ文学作品や評論・随筆などを再学習し、より深い理解を目指します。人生の糧となる考え方や感性を育むことを目標としており、日本文学に興味のある方におすすめです。本講座は3期に分かれており、1期のみの参加も可能です。

3つ目は、「朗読基本講座」です。声に出して文学作品を読むことで、より深い理解と表現力を養う講座です。夏目漱石の「夢十夜」を題材に、朗読の基礎を学び、表現の楽しさを体験します。修了時には朗読発表会を開催し、学習成果を披露する予定です。本講座は入門編、基礎編、発展編の3段階に分かれており、発展編は基礎編を受講した方のみ参加可能です。

札幌静修高校は、100年の歴史の中で、国際交流にも力を入れてきました。北海道初となる国際科（現ユニバーサル科）を開設し、世界に広がる姉妹校・交流校との交流を深めてきました。

現在、更なる教育向上を目指し、新校舎の建設を進めており、2025年夏には新体育館が完成予定です。

100周年を記念して新制服も完成し、新たな章を迎えようとしています。

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