高校ラグビー部向けオンライン講座
2024年11月13日、東京都港区の株式会社STEAM Sports Laboratoryが提供する「CoachQuest」プラットフォームにおいて、高校ラグビー部の生徒や顧問とともに特別なオンライン講座が実施されました。この講座は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの岸岡智樹選手を講師に迎え、「ラグビー(球技型競技)の原理原則」をテーマに設けられています。
講座内容のハイライト
初回の講座では、ラグビーのゲームとしての基本法則が紹介されました。岸岡選手は、「ラグビーは得点を取り合うスポーツである」という視点から具体的なプレイ戦略を参加者に投げかけました。特に注目を集めたのは「得点後のキックオフ」。このテーマに関して次のようなポイントが詳しく説明されました。
1. 連続得点の優位性
得点を重ねることが試合に及ぼす影響について、岸岡選手は非常に具体的に解説しました。連続得点を獲得することがゲームの流れを変える可能性がある一方で、その流れを防ぐためのルール設計についても考察しました。得点後のキックオフをどのように有効に利用するかといった選択肢について参加者は真剣に学びました。
2. 状況判断の思考スキル
講座では、「右に蹴るべきか左か、手前か奥か」といった具体的な場面においてどのように判断すべきかを考えさせる探究的なプロセスも組み込まれました。生徒たちは自ら考えることで、実践的なスキルを身につける機会を得ました。
3. 部活動の新たな視点
講座の終わりには、岸岡選手が部活動の意義について言及。彼は部活動を「社会の縮図」と捉えたうえで、主体性や協調性を育むためにその取り組み方を見直す必要性を訴えました。この視点が参加者に新たな視点をもたらし、関心を集める結果となりました。
次回以降の参加募集とアーカイブ動画
第1回講座の様子はアーカイブとして公式サイトで視聴可能です(
こちら)。次回の講座では「ハイライト映像から学ぶゲームメイク」がテーマとなっており、さらなる参加者を募集中です。参加には、CoachQuestのモニター登録が必要であり、この期間中は無料でご利用可能です。この機会を利用し、トップ選手の視点で部活動を進化させる第一歩を踏み出しましょう!
講師の岸岡選手と生徒たちの反応
講師としての岸岡選手は、生徒たちに対して非常に親しみやすいアプローチをし、参加者の積極的な意見交換を促しました。生徒たち自身がケーススタディを通じて思考を深め、学びを充実させた様子が印象的でした。次回の講座でも、岸岡選手の豊富な知識と経験を通して、多くの若者が新たな発見を得ることを期待しています。