釣りアプリ「ANGLERS」がAIチャットボットでサポート強化
国内で最も人気のある釣りアプリ「ANGLERS」を運営する株式会社アングラーズが、自社開発のAIチャットボットの運用を開始しました。この新しい取り組みは、月間100万人以上のユーザーに対して、より迅速で効果的なサポートを提供することを目的としています。
【背景と目的】
アングラーズの提供するサービスには、ユーザーが自身の釣果を投稿したり、釣船を予約することができる機能があります。これらのサービスの成長に伴い、ユーザーから寄せられる問い合わせの数も増加しており、カスタマーサポートチームには高い負荷がかかっていました。特に、問い合わせの対応が遅れることがユーザー体験に悪影響を及ぼすこともあり、「迅速に問題解決を提供する」というニーズが高まっていました。
この暗い状況を打開するために、アングラーズはAIチャットボットを導入しました。このボットは、ユーザーの問い合わせや問題を24時間体制で即時に応答することができるため、サポートの効率とユーザー利便性の向上を同時に実現します。
【パフォーマンスと成果】
AIチャットボットの運用はすでに開始からわずか3週間で、多くの実績を上げています。具体的には、163件のユーザーからの問い合わせに対して的確に対応し、その結果従来の人件費と比較して約9割のコスト削減を実現しました。たったの3.4ドル(約540円)で、速やかなサポート体制を構築できたのです。
【利用方法】
このAIチャットボットは、アプリ内の「マイページ」から「設定」を選んで「AIチャットに相談」をタップすることで利用できます。また、WEBサイト上のヘルプページ(
こちら)からも簡単にアクセス可能です。ユーザーは質問したいサービスを選択し、質問内容を記入することで、数秒以内に応答が得られます。
【開発者コメント】
アングラーズの代表、若槻嘉亮は「今後もAIチャットボットが参照するヘルプページの内容をさらに充実させ、ユーザーからの様々な問い合わせに高精度で対応できるようにしていきたい」と語っています。そして、「全ての釣り人にとって、信頼できるパートナーであり続けることが我々の目指す姿です」と、今後のビジョンを明かしました。
【ANGLERSアプリについて】
アプリ「ANGLERS」は、国内で650万件以上の釣果投稿データを持つ、釣り愛好家必見のアプリです。ユーザーは釣果を共有したり情報を収集することで、釣りの楽しみを広げています。さらに、ヒートマップ機能を活用して「今、どこで、何が釣れているのか」をリアルタイムで確認することも可能です。利用は無料で、全国どこでも利用できます。
また、アングラーズはスマホで手軽に釣船予約ができるサービスも展開しており、予約の手間を省いています。これにより、釣り人たちはよりスムーズに釣り計画を立てることができます。
アングラーズは「釣りで人生を豊かに」というビジョンのもと、今後もユーザーにとって価値のあるサービスを提供し続けることでしょう。