株式会社ネットセーブ、アバター動画活用でコールセンター研修の効率化を実現

株式会社ネットセーブ、アバター動画活用で研修効率化を実現

株式会社4COLORSが提供するアバター動画作成サービス『PIP-Maker』が、株式会社ネットセーブによるコールセンターの研修で活用され、大幅な効率化とコスト削減を果たしました。具体的には、年間の研修時間を2,040時間削減し、コストを70%抑えることに成功したとのことです。

導入の背景

株式会社ネットセーブは、ケーブルテレビ事業を扱う関電工グループに属し、トラブルシューティングやカスタマーサポートを提供しています。2013年にはコールセンター機能を移転し、大規模な組織変更を行いましたが、その際にいくつかの課題に直面しました。

1. 地域密着型の対応
2. 新たな応募者層の変化
3. 研修の効率化と品質向上

これまでの方法ではこの課題を克服できなかったため、2020年に『PIP-Maker』を導入しました。

PIP-Maker導入の理由

『PIP-Maker』は、以下のような特長を持っています:

- 低コストで既存のパワーポイントを活用した動画作成が可能
- 音声付きの動画を即座に生成できる簡便さ
- コールセンター業務に特化し、余分な機能がない

このシンプルさが、導入の決め手となりました。

成果と活用方法

導入後、ネットセーブ社では『PIP-Maker』を活用したハイブリッド型研修を実施しました。オペレーターは基本的な研修内容を動画で学び、理解度を確認するための質問時間も設けることで、知識の定着を図っていました。これにより、研修時間は従来の2時間からわずか20分に短縮され、年間の研修時間で言うと合計2,040時間という大幅な削減を実現しました。

さらに、研修業務の標準化により、トレーナーの人数も従来の2名から6名へと増えました。こうした取り組みを通じて、業界の対応品質向上にも寄与しています。これまで蓄積されたノウハウを基に、2015年からはケーブルテレビ専門の研修サービスも開始しました。

今後の展望

株式会社ネットセーブは、引き続き『PIP-Maker』を利用して研修システムを改善し続ける方針です。コールセンター業務の効率化だけでなく、全体的なサービス品質の向上を目指して努力するとのこと。最新鋭の研修手法で、今後も業界全体に貢献できることに期待が寄せられています。

本サービスに興味がある方は、詳細な情報を以下のリンクから確認してみてください。

会社概要

株式会社4COLORSは、アバター動画制作ツール『PIP-Maker』や、営業支援3D動画などの開発・販売を行っています。2006年に設立され、現在では550社以上の企業に導入されています。業界の省力化や効率化の潮流を生み出す存在として注目されている会社です。

詳しくは株式会社4COLORSの公式資料をご覧ください。