新型14tクラス油圧ショベル「HD514MR-9」登場
建設現場のニーズに応え続けてきた加藤製作所が、油圧ショベル「REGZAM」シリーズの新たな顔を発表しました。2026年7月から販売開始される「HD514MR-9」は、特に狭小現場での作業性を追求した14トンの後方小旋回機械です。
開発背景
現代の建設現場では、環境への配慮や効率性、安全性が求められています。特に都市部での建設活動が増える中、狭いスペースで効率よく作業ができる機械が必要とされています。加藤製作所は、こうした時代のニーズを受けて、新型油圧ショベルの開発に取り組みました。
売りである機能性
「HD514MR-9」は、従来のモデルに加え、作業性能が大幅に向上しています。新しく搭載されたエンジンは、出力とトルク性能を生かして油圧システムが最適化され、より強力でスムーズな操作が可能です。たとえば、旋回能力が18%向上し、 90度の旋回捨て掘り時の作業サイクルタイムも9%短縮されています。
環境配慮への取り組み
新型の「HD514MR-9」には、クリーンエンジンが搭載されており、特に排出ガスの規制を厳守しています。国土交通省による「超低騒音型建設機械」指定を取得しており、作業中の騒音が従来型よりもかなり軽減されています。さらに、排出ガス後処理ユニットを搭載することで、環境へ配慮した設計がなされています。
耐久性と整備のしやすさ
装置の耐久性も向上しており、特にブームとアームの関節部には高性能焼結ブッシュが使用されています。これによりグリス保持力が向上し、長寿命を実現。また、エンジンルーム内にフィルタを集約し、日常点検やメンテナンスがしやすくなっています。
快適なキャビン
運転席も新型キャブを採用し、前方空間が拡大されています。足元が広くなり、作業時の快適性が向上。タッチパネル式の操作システムも引き続き搭載されており、ユーザーにとって使いやすい設計がなされています。
安全性の向上
視認性も考慮され、7インチの液晶パネルを通じてカメラ画像を確認することが可能です。サイドウインドウの曇り除去機能や、人を検知するサラウンドビューシステムもオプションとして追加されており、安全な作業をサポートします。
機械管理の簡易化
最後に、新型「HD514MR-9」は、テレマティクス機能「K-Cast」を搭載し、遠隔での運行管理が可能。位置情報や稼働状態、燃料残量などを一元管理できるため、現場の効率的な運営が実現します。
価格と販売目標
この新型油圧ショベルの標準小売価格は税別で2300万円からとされており、年間250台の販売を目指しています。
加藤製作所は、最新の技術を駆使した「HD514MR-9」を通じて、建設業界のさらなる進化をサポートしていくことでしょう。未来の建設現場に向けた期待が高まります。