外国語接客ツール導入で口コミ急増！鎌倉の「里のうどん」

外国語接客ツールの効果

神奈川県鎌倉市に位置する「里のうどん」は、観光名所である鶴ケ丘八幡宮の近くに店舗を構え、国内外から多くの訪問者を迎え入れています。1997年に創業し、現在は11店舗を展開しているこの飲食店では、地元の新鮮な食材を使った料理が揃っており、特に「名物バラ丼のセット」は2年連続で「丼グランプリ」最高金賞を受賞した看板メニューです。

外国語接客と高評価の口コミ

日本国内だけでなく、海外からも訪れる観光客が増加する中で、「里のうどん」は外国語での接客に取り組むことの重要性を認識しました。特に、訪日外国人観光客に対するフレンドリーな接客を推進するため、2016年1月から外国語接客支援ツール「パロット」を導入。

このツールの導入後、スタッフが日本語のフレーズをそのまま英語と中国語に翻訳し、簡単に接客ができるようにトレーニングを行いました。スタッフ一同が使用しているアプリ「パロット」により、英会話に対する抵抗感が軽減され、接客の質が向上したことが明らかになりました。

特筆すべきは、口コミの数が導入前の4.5倍に増加し、さらに顧客単価も20%アップしたという実績です。

簡便な多言語化の取り組み

「里のうどん」では、外国人のお客様からのニーズに応える形で、接客内容の多言語化を進めました。訪問客の大多数を占める英語と中国語を中心に、簡単なフレーズを用いて接客を行っております。これにより、日々の業務の中で必要な言語スキルを自然に身につけていくことが可能になったのです。

さらなるサービス向上へ

「里のうどん」の代表取締役である西嶋芳生氏は、外国人のお客様が持つ不安をなくし、誰にとっても心地よいお店作りを目指しています。「困っているお客様にはしっかりとフレンドリーに説明をし、細やかなサービスを心がけています」と話します。

「これからも多くのお客様に喜んでいただけるよう、サービスの向上に努めていきたい」とのこと。

まとめ

「里のうどん」では、外国語接客支援ツール「パロット」を駆使し、観光客に対して一層のホスピタリティを提供しています。今後もその取り組みを継続し、更なる成長を目指していく姿勢は、地域の飲食業界にとっても大きな励みとなるでしょう。外国人旅行者に対する心温まる接客が、鎌倉の「里のうどん」を訪れるすべての人々に満足を与えています。