2024年10月5日(土)と6日(日),国立競技場で開催される「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」(通称リレフェス)では、特に注目されるイベントとして「3R(スリーアール)のバトンプロジェクト」が実施されます。このプロジェクトは、不要になったスポーツ用品を次世代につなぐ取り組みであり、持続可能な社会づくりを目指すSDGsの理念に基づいています。
プロジェクトの意義
「3R」とは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRを指します。この取り組みを通じて、衣類の廃棄を減少させ、CO2排出量を削減することを目的としています。特に、使用しなくなったスポーツウェアやシューズが次の利用者へと受け継がれることで、資源の無駄遣いを防ぎながら、新たな価値を生み出す試みとなります。
実施概要
プロジェクトに参加するためには、不要になったスポーツ用品を会場に持参する必要があります。これには、運動靴、スパイク、ウェアなどが含まれます。持ち寄られたアイテムは、以下の3つの方法で再利用されます:
1.
認定された観戦者への提供: 持ち込まれた衣料品は、ブースで来場者に無償で提供されます。これにより、必要な人がすぐに使える状態でアイテムが再利用されます。
2.
海外の支援が必要な人々への寄付: NPO法人を通じて、海外で衣類を必要としている人々に届けられます。
3.
リサイクル: 業務提携しているアシックスジャパン株式会社が取り扱う100%リサイクル素材のエコバッグ「GREEN BAG」に生まれ変わるアイテムもあります。
このプロジェクトは、参加者にとっても楽しみながら持続可能性に貢献する絶好の機会です。特に、思い出深いスポーツウェアやシューズを新しい形で利用してもらうことができるのは、多くの方にとって嬉しい体験となるでしょう。
実施日と場所
リレフェスの会場は国立競技場、ブース設置はコンコースのBゲート付近です。入場チケットを購入することで、誰でも参加可能です。
- - 日時: 2024年10月5日(土)および6日(日)の各日、開場から17時頃まで。
- - 持参品: スポーツウェアや運動靴、スパイクは、必ず洗浄済みのものを持参してください。破損や運動に適さない靴は回収対象外です。
まとめ
リレフェスでの3Rのバトンプロジェクトに参加することで、皆さんは自分のスポーツ用品を次の世代につなげることができます。体験だけでなく、参加を通じてSDGsに対する意識を高め、持続可能な未来に貢献することができます。ぜひ、イベントに足を運び、素敵な体験を共有しましょう。
お問い合わせ先
公益財団法人日本陸上競技連盟のSDGsプロジェクト担当(
[email protected])への問い合わせも歓迎です。