U-22プログラミング・コンテスト2015が新たに始動
日本全国の若きプログラマーの夢を後押しする「U-22プログラミング・コンテスト2015」の詳細が明らかになりました。今年のコンテストは新しいキャッチフレーズ、「進め! 未知なる創造力」を掲げ、次世代の才能を発掘し、未来のIT人材を育成することを目指しています。
新評価カテゴリの設立
今年からは、従来のコンテストに新たに3つの評価カテゴリを加え、より多様な才能を評価する仕組みが導入されます。その評価部門は、「プロダクト」、「テクノロジー」、「アイデア」となり、各カテゴリで優秀な作品に対して特別な賞が授与されます。これにより、応募者の創造力や実践的な技術力がより公正に評価されることが期待されます。
受賞者には充実した特典
受賞者には、従来通りの副賞に加えて、未踏事業への推薦や各種展示会でのプレゼンテーション機会、さらには企業訪問やインターンシップ等の特典が新たに用意されており、受賞を機にさらなる成長を促す内容となっています。
重要な日程
コンテストのスケジュールは以下の通りです。応募期間に備え、しっかりと準備を進めてください。
- - 4月1日: 応募要領の発表/公式Webサイト開設
- - 7月1日〜8月17日: 応募受付期間
- - 8月〜9月: 事前審査および一次審査
- - 10月4日: 最終審査会・特別講演・各賞発表(一般聴講可能)
- - 10月5日: 経済産業大臣賞表彰式(予定)
- - 10月7日〜10月10日: CEATEC JAPAN 2015にて受賞作品のシリーズ紹介
コンテストの目的と長い歴史
このコンテストは1980年に開始され、経済産業省が主催しています。ITの分野で新たな才能を見出し、アイデア豊かなソフトウェア開発を促進するために、若い世代の参加を促しています。2014年からは実行委員会が設立され、より多くの企業から資金提供を受けつつ、プログラミングの魅力を広めていく活動を行っています。
実行委員会と審査委員会
実行委員会はサイボウズの青野社長をはじめ、様々なIT企業の代表者で構成されています。審査委員会には、著名な大学の教授や専門家が名を連ねており、公正かつ高い視点で審査を行います。このように、参加者は確かな評価を受けられることも、コンテストの魅力の一つです。
参加資格と応募条件
参加資格は、日本国内在住の1993年4月2日以降に生まれた方と定められています。斬新なアイデアや技術力を駆使したオリジナル作品の応募が期待されており、応募作品のジャンルやプログラミング言語に制限はありません。すべての応募者が自由に自己表現し、創造力を競い合う素晴らしい舞台です。
不明点は運営事務局へ
応募に関する詳細や不明点、質問がある方は、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会内の運営事務局までお問い合わせください。未来を担う若者たちの挑戦を、心より期待しております!
この応援の姿勢が、日本のIT業界の発展に寄与することを期待しています。