新感覚バナナカレー
2025-04-21 12:29:18

規格外バナナを活用した新感覚レトルトカレーの魅力

規格外バナナを活用した新感覚レトルトカレーの魅力



特定非営利活動法人APLA(あぷら)が、バナナの新たな活用法を提案する新商品を発表しました。その名も『旅するシェフと作った!ぽこぽこバナナカレー』。このレトルトカレーは、規格外のバランゴンバナナを使用したユニークな商品で、2025年4月からAPLAのオンラインショップで販売されます。日本の食文化をもとにした新しいスタイルのカレーを、ぜひ一度ご賞味いただきたいと思います。

バナナカレーのユニークな特徴



このバナナカレーには、シェフの吉田友則さんの監修のもと、特有の3つの特徴が誕生しました。まずはその一つ目、「バナナの甘み」です。吉田さんは「レトルトにすることで、バナナの甘みが際立ち、全体のうま味が増える」と説明しています。一般的なバナナでは甘すぎたり、食べにくかったりすることもありますが、バランゴンバナナはその自然な甘味が魅力的です。

次に、「ご飯と合う」ことが挙げられます。バナナにあわせて使用されるスパイスや醤油が、全体を引き締め、ユニークなハーモニーを生み出します。多くの食材がそれぞれの役割を果たしながらも、見事にまとまりを見せています。実際にご飯との相性を感じていただきたいところです。

最後に、シンプルな材料にこだわった点です。カレーにはバナナ、玉ねぎ、ココナッツミルク、カレー調味料のみが使われており、アレルゲンが気になる方にも安心して楽しんでいただける商品です。開催された過去の試食会でも、これらの点が好評で「シンプルだからこそいろんなアレンジができる」との声が寄せられました。

バナナカレーの誕生秘話



APLAがこのバナナカレーを製造するきっかけとなったのは、2024年春に開催された規格外バナナを紹介するイベントです。このイベントで提供されたバナナカレーは参加者に好評を得て、レトルト食品としても日持ちの問題を解決できることから製品化に至りました。さらに、2024年夏には試食会を実施し、参加者のフィードバックをもとにカレーの方向性が確定しました。

その後、2024年9月には製造を担当する社会福祉・自立支援施設で試作が行われ、バナナの存在感が十分に感じられる仕上がりになりました。2025年2月、ついに本製造が開始され、500袋が見事に完成しました。

試食会での反響と楽しみ方



2025年4月には、完成を祝う試食会が開かれました。参加者たちはそのまま食べるだけでなく、さまざまなトッピングを試すこともできました。グリルチキンや炒めたエコシュリンプを加えると、さらに味わいが増し、多くの好評を得ました。「朝ごはんにぴったり」との感想もあり、軽やかな印象を感じさせる一品に仕上がったようです。

また、トッピングのアイデアも続々と寄せられ、レーズンやフライドオニオンなどを加えたアレンジが話題になりました。シンプルな構成が逆に多様な楽しみ方を可能にしています。レトルトカレーとして簡単に調理できるため、忙しい日常でも大活躍するでしょう。

販売情報と今後の展望



『旅するシェフと作った!ぽこぽこバナナカレー』は、APLA SHOPで購入可能です。フードロスの軽減を目指すこのプロジェクトは、規格外バナナを有効活用する喜びもともに提供しています。興味のある方はぜひ、特設のWEBサイトをご訪問ください。

このカレーを通して、バナナの新たな魅力に触れ、食の楽しみを広げていただければと思います。今後の展開にもぜひご期待ください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人APLA
住所
東京都新宿区大久保2-4-15サンライズ新宿3F
電話番号
03-5273-8160

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