高円寺アパートメントに新たなシェアキッチンが開設
株式会社タウンキッチンが、株式会社ジェイアール東日本都市開発と連携して新たに「シェアキッチン8K(ハチケー)」を高円寺アパートメントの新築棟に開設することが決まりました。このシェアキッチンは、まちと商い、そして暮らしが交差する新感覚の集合住宅に位置し、地域の人々に新しい働き方とライフスタイルを提案します。
高円寺アパートメントの歴史
高円寺アパートメントは、2017年に旧JR社宅のリノベーションとして開業されました。開放的な共同空間やセミナーやイベントスペースを設けており、地域住民とのつながりを重視した新しい住宅型施設として注目を集めています。そのコンセプトを引き継ぐ形で建設される新築棟は、利用者のライフスタイルや働き方の多様性を受け入れられるよう設計されています。
シェアキッチンの特徴
シェアキッチン8Kは、低リスクで飲食ビジネスを始めたい方に最適な環境を提供します。業務用キッチンを共用することで、初期投資を抑えつつ独自のビジネスを展開できるのが魅力です。高円寺アパートメントに住む住人が、自宅の近くで気軽にカフェを開いたり、飲食店開業のためのトライアルとして利用したりすることが可能です。また、家族で週末に焼き菓子店を営業することも、新しいライフスタイルとして提案されています。これにより、地域のコミュニティがさらに豊かになり、人々が互いに助け合いながら商いを行える場が生まれます。
オープン日と見学会
シェアキッチン8Kは2025年8月1日(金)にオープン予定です。オープンに先駆けて、シェアキッチンに興味がある方を対象に、自由見学が可能なオープンキッチンを開催します。5月31日(土)に高円寺マルシェ開催日に、シェアキッチンを見学できる特別な日が設けられています。また、内覧会も複数回予定されており、事前申込制で出店を検討している方々に向けて現地を詳しく案内する機会となっています。
月額利用料と規模
シェアキッチンの月額利用料は33,000円で、月30時間の利用料を含む設定になっています。さらに、共益費や手数料が別途必要になることがありますが、利用者にとっては非常に魅力的なオプションといえるでしょう。高円寺アパートメント内のスペースはオープンキッチン形式となっており、出店者同士の交流や共同作業を通して新たなアイデアやビジネスチャンスが生まれることが期待されています。
高円寺アパートメント内のシェアキッチン「8K」は、地域住民に新しい働き方と生活スタイルを提供し、地域経済の活性化にも寄与するでしょう。この取り組みを通じて、地域の絆を深める新しい商業活動の場として、多くの人々に愛される施設になることを期待しています。