宮崎県が誇る新たな観光PR「バーチャルみやざき」
2025年、宮崎県が展開する新しい観光促進プロジェクト「バーチャルみやざき」が、メタバースプラットフォーム「cluster」において始まることが発表されました。特に、観光地を若い世代に親しみやすく体験できるように設計されたこのプログラムは、観光地の魅力をゲーム感覚で楽しむことができる新しい試みです。
観光名所のバーチャル再現
「バーチャルみやざき」では、宮崎市の重要な観光スポットである宮崎県庁、鵜戸神宮、高千穂峡の魅力を3つのバーチャルワールドとして表現しています。それぞれのスポットには、個性豊かな特徴が盛り込まれており、ただ再現するだけではなく、ユーザーが積極的に参加できる要素も取り入れています。
1. 宮崎県庁ワールド
メインとなるこのワールドは、様々な観光情報や、宿泊予約へのリンクを提供し、県産品を購入できるECサイトやふるさと納税の案内もあります。イベントの開催も計画されており、訪れる人々に対して多様な楽しみを提供します。
2. 鵜戸神宮ワールド
ここでは、鵜戸神宮の神門から本殿までを忠実に再現。日南市周辺の観光名所も紹介し、特色ある「運玉投げ」をゲーム化しています。予め決められた的に向けて、スコアアタック形式で挑戦するもので、最大2人まで同時にプレイ可能です。
3. 高千穂峡ワールド
高千穂峡の自然の美しさを体験できるこのワールドでは、名物のボート漕ぎがゲームとして楽しめます。水上でスコアポイントを集めながらゴールを目指すレース形式で、さまざまなボーナスが用意され、何度でも繰り返し楽しむことができます。
新しい観光PRの形
「バーチャルみやざき」は、観光地を高精度で再現するだけでなく、訪れる人々にアクティブに体験してもらうための設計がなされています。観光地それぞれの特徴的な体験をゲームに落とし込むことで、楽しみながら宮崎の魅力を体感できる仕組みが実現されています。
各界の支持
このプロジェクトには、河野俊嗣 宮崎県知事も大きな期待を寄せています。「バーチャルみやざき」は、デジタル技術を駆使した新しい観光PRの形であるとし、特に若い世代への魅力発信につながることを期待しています。さらに、クラスター株式会社の加藤直人代表取締役CEOも、この取り組みを通じて地域と自治体の発展に貢献したいと述べています。
参加方法
「バーチャルみやざき」は、2025年1月31日からオープン予定です。参加するには、事前にclusterアプリをダウンロードする必要があります。スマートフォンやPCからアクセスし、多様なバーチャル空間を体験していただけます。
公式サイトは
こちらで確認できます。アプリのダウンロードは無料で行えます。
クラスターとは
クラスター株式会社は、音楽イベントやカンファレンスなどを体験できるメタバースプラットフォームを展開しています。最大10万人が同時接続可能なこのプラットフォームは、音楽ライブやゲーム、チャットなど多様なイベントを提供し続けています。観光やエンタメ分野において、これからのメタバースの活用方法に期待が高まります。