エンゲージメントカード®が全94枚セットにリニューアル
株式会社トリプルバリューは、対話型組織開発ツール『エンゲージメントカード®』の累計販売数が2025年7月に2万個を突破したことを発表しました。この成功を受けて、新たに5枚の価値観カードを追加し、全94枚のセットとしてリニューアルを実施しました。新カードは、これまで活用していただいた方々からのフィードバックをもとに、より多様な価値観を可視化することを目的としています。
エンゲージメントカード®とは
『エンゲージメントカード®』は、心理的安全性やエンゲージメントを高めるための対話型ツールです。これにより、組織やチームの活性化を図ることができます。企業や自治体、教育機関など、さまざまな現場で利用されており、リーダー研修や1on1支援など多彩な活用法があります。特に人事担当者やキャリアコンサルタントから高い評価を得ています。
リニューアルの背景
2万個の販売を達成したトリプルバリューは、顧客の需要に応えるため、以下のようなニーズに応じた新しいカードを開発しました。
1.
多様な価値観の可視化: より異なる価値観を表現することで、組織内部の相互理解を深めます。
2.
対話の幅を広げる: さまざまな価値観を通じて、従業員同士の対話を活性化させます。
3.
現代に合った言葉の提供: 変化が激しい時代に適応するための言葉を用意しました。
この取り組みにより、全94枚となったエンゲージメントカードは、以前にも増して多様な組織のニーズに応えることができるようになりました。
実際の活用事例
大手ベビー用品メーカーでの成功事例
この企業では、人的資本価値向上を目的にエンゲージメントカード®を用いたプロジェクトを進めています。社員は自分の価値観を明確にし、他部署との対話を促進することで、心理的安全性や相互理解を向上させました。
「自己理解を深め、他者理解も向上した」との参加者からの肯定的な声も多く、彼らの取り組みは同社の統合報告書にも記載されています。
大手通信企業における活用
ダイバーシティ&インクルージョン施策の一環として、同社ではエンゲージメントカード®を使ったワークショップが行われました。多様な価値観を持つメンバー同士が価値観を共有し、好意的な対話の場を創出。
「チーム特性を可視化できたことで、働きやすい環境の整備に貢献できた」という意見も寄せられました。
国際協力機関での適用
同機関では、日本国内だけでなく、海外の拠点でもエンゲージメントカード®を活用しています。多様な文化を持つメンバー同士が相互理解を深め、チームビルディングを進める手助けとなっています。
「文化の違いを理解する良い機会になった」との声もあり、国や文化を越えたコミュニケーション強化に役立っています。
これからの展望
トリプルバリューは、対話が文化となる組織づくりをサポートするため、さらなるツールの開発やファシリテーターの教育、オンライン版の開発などを進めていく考えです。今後も多様なニーズに応じたサービスを展開し、より効果的な組織開発を支援していくことでしょう。
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