ツーライスと海の清掃
2025-06-25 13:49:42

高知県室戸市でツーライスが小学生とともに海を守る清掃活動を実施!

高知県室戸市での出前授業と海岸清掃



お笑いコンビ「ツーライス」が、海と日本プロジェクトの一環として、2025年6月16日に高知県室戸市立羽根小学校で海洋学習の出前授業「ツーライスと海を学ぼう!」を開催しました。ここでは、児童たちと共に海の清掃活動を通して、海洋保護の重要性を学んでいきます。

イベントの概要



この活動は地元の小学生を対象としており、教室での学びと実践を組み合わせた内容です。ツーライスは、歴史的に毎年10カ所以上の海岸で清掃を行い、子どもたちに実際の海洋問題を理解させようとしています。この日、高知大学の特任助教授や気象予報士も講師として参加し、海洋環境への意識を高めました。

海洋ごみの現状



授業では、海岸に流れ着くごみや、海を漂っていることを説明しました。この海洋ごみの約65.8%はプラスチックであり、そのほとんどが身近な街から派生していることが伝えられました。子どもたちは、網に絡まったウミガメやアザラシの写真を見て、海の生き物が直面する危険を理解しました。

地球温暖化の影響



次に、山岸気象予報士から、地球温暖化による海水温の上昇が与える影響について解説されました。日本の海水温は過去100年で1.3℃上昇しており、それが高知の海に及ぼす影響を考えました。海水温が上がることで、プランクトンや他の生物の生態系が変化し、カツオやチャンバラ貝にも影響が出る可能性があることが論じられました。子どもたちには、温暖化を防ぐ方法を皆で考える時間が与えられました。

室戸の海の特性と未来



宝金助教授による授業では、室戸の海のユニークな生態系や、地元の漁業の現況についても触れました。室戸沖の豊かな漁場は、黒潮と深層水の影響によるもので、ここでは様々な魚種が生息しています。クイズを交えながら、「おにぎりの具」の話題になり、子どもたちは身近な海産物が環境に影響される可能性について驚きを持ちました。

清掃活動の実践



授業の後、児童たちはツーライスと共に海岸へ移動し、実際にごみの清掃を行いました。ペットボトルや漁具などを熱心に拾い集め、自分たちの活動が海を守る一歩であることを考えさせられました。参加した子どもたちは、「プラスチックが想像以上に多かった」、「魚たちの生活を守りたい」といった感想が寄せられました。

まとめ



この出前授業と清掃活動は、羽根小学校の児童たちにとって、地元の海の重要性とその保護を学ぶ貴重な機会でした。未来に向け、自らの行動で海洋環境を守る意識を醸成されることが期待されます。次世代に美しい海を残すために、地域のつながりを深めていく活動がますます求められていることを実感しました。


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