フォーバルがCDPからの最高評価を獲得
株式会社フォーバルは、国際的な非営利団体であるCDPが実施した「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に認定されました。この評価は、企業がサプライチェーン全体での気候変動への取り組みをどのように実施しているかを顕在化させるもので、フォーバルはその優れた取り組みが評価されました。
CDPとは何か?
CDP(Carbon Disclosure Project)は、企業や自治体の環境への取り組みを評価・公開する国際的な非営利団体です。毎年、企業の持つ温室効果ガス排出量や、水資源管理の状況などを調査し、その結果を公表しています。この取り組みによって、企業は持続可能な経営を促進し、環境問題への対応を強化しています。
フォーバルの評価に至った背景
フォーバルが今回最高評価を得た「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、企業がどれだけ取引先と協力して気候変動対策を進めているかを評価するものです。フォーバルは、気候変動問題が企業活動や社会全体に与える影響を深く理解し、ESG経営を推進するために多様な取り組みを展開しています。
特に2022年には、温室効果ガス排出削減に向けた宣言を行い、2030年までにカーボンニュートラル(温室効果ガス排出ゼロ)を目指す目標を掲げています。このような取り組みが評価され、最高評価に結びついたのです。
フォーバルの具体的な取り組み
同社では特に中小企業に対して、気候変動に対する課題を明らかにし、その解決に向けたサポートを行っています。具体的には、企業が自社の環境リスクを把握し、適切な対応ができるように伴走型で支援しています。これにより、サプライチェーン全体での気候変動対策の推進を図り、持続可能な社会の実現に貢献しています。
フォーバルの会社概要
フォーバルは1980年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。資本金は41億50百万円で、証券コードは8275です。主な業務は中小企業向けのコンサルティングで、情報通信、海外、環境、人材・教育、起業・事業承継の5つの分野に特化しています。
日本政府が進める「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」と連携し、地方創生を目指す「F-Japan」構想を推進しています。さらに、人的資本やESG経営の可視化支援にも力を入れており、地域経済の活性化を図る施策を展開しています。
最後に
フォーバルの取り組みは、単なる環境対策にとどまらず、地域社会全体の活性化や持続可能な発展に貢献していると言えるでしょう。今回のCDPからの評価は、企業としての姿勢を再確認する良い機会でもあり、今後の活動がさらに注目されることでしょう。