引退競走馬のセカンドキャリア促進シンポジウム
日本乗馬普及協会が主催する「引退競走馬のセカンドキャリア促進を目的としたシンポジウム」が、愛知県豊橋市で開催されることが決まりました。この取り組みは、引退した競走馬が新たな道を見出すための重要なステップであり、日本国内でも最大規模のシンポジウムとなる予定です。
開催概要
シンポジウムは
令和7年2月24日(月・祝)に行われ、会場は穂の国とよはし芸術劇場プラットの主ホールです。会場は豊橋駅から徒歩わずか3分の距離にあり、関東や関西からも日帰りで訪れることができる便利な立地です。また、参加費は全て無料で、定員に達した場合は早めに申込が締め切られるため、早めの参加登録をお勧めします。
多様な登壇者
このシンポジウムには、競馬や乗馬に関する様々な専門家が登壇します。東京大学運動会馬術部の監督である加藤佐代子氏や、元JRA調教師の角居勝彦氏、馬主で牧場経営者の生田将功氏、さらには障がい者乗馬推進の専門家である長江久美子氏など、バラエティ豊かなメンバーが集う予定です。これにより、多様な視点から引退競走馬のセカンドキャリアの促進について議論が交わされます。具体的には、引退した競走馬が観光産業や乗馬教室において新たな役割を持つことを目指しています。
引退競走馬の現状
日本国内では、引退競走馬に関する課題解決のため、2017年に農林水産省が中心となり「引退競走馬に関する検討委員会」が設置されました。この委員会では、競馬サークル全体の協力のもと、引退競走馬たちがどのように新たなキャリアを築けるかを探求しています。日本乗馬普及協会はその一環として、乗馬活動を通じて引退競走馬のセカンドキャリアの重要性を広める取り組みをしています。
シンポジウムを通じて、引退競走馬の課題を多角的に捉え、彼らが新たな人生を歩むための道筋を見出す場となるでしょう。これにより、競馬ファンや一般市民の間にも引退競走馬に対する理解が深まることが期待されています。
参加登録とお問い合わせ
シンポジウムへの参加申し込みは、公式サイトで受け付けていますので、興味のある方はぜひ登録を行ってください。詳しい詳細や登壇者については、公式サイトをご覧ください。
シンポジウムの詳細・申込はこちら
取材に関するお問い合わせもこちらから受け付けています。
この機会に、引退競走馬について考え、新たな支援の方法を探ってみてはいかがでしょうか。あなたの参加が、引退競走馬たちの未来を照らす一助ともなることでしょう。