2023年ノーベル平和賞受賞者のナルゲス・モハンマディ氏が語る平和のメッセージ
2023年のノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハンマディ氏は、イランで女性の権利や人権を守るために闘ってきた活動家です。彼女は現在、イランの獄中におり、そこでの逆境にもかかわらず、平和の重要性を訴え続けています。この度、一般社団法人ユナイテッド・ピース・インターナショナル(UPI)が主催する「SDGsグローバルガバナンスサミット2023」にて、彼女のメッセージが発信されることになりました。
このサミットは、2023年11月6日(月)に東京のセルリアンタワー東急ホテルで開催され、ナルゲス・モハンマディ氏の意思を引き継ぐシリン・エバディ氏が壇上に立ちます。エバディ氏は2003年にノーベル平和賞を受賞した弁護士であり、モハンマディ氏が設立した人権団体「人権擁護センター」の副代表を務めています。
サミットの意義
「SDGsグローバルガバナンスサミット2023」は、国際的な情勢が変化する中で、持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションを共有することを目的としています。参加者は、戦争や環境問題といった地球規模の課題について深く考える貴重な機会を得ることができます。また、このイベントでは、6名のノーベル平和賞受賞者が日本に集まり、講演を行うのも初の機会です。
豪華な講演者たち
サミットには、以下のノーベル平和賞受賞者が登壇予定です。
- - ジョディ・ウィリアムズ(1997年度受賞): 地雷禁止運動の活動家。
- - レイマ・ボウィ(2011年度受賞): リベリアの女性平和運動家。
- - タワックル・カーマン(2011年度受賞): イエメンの女性活動家。
- - カイラシュ・サティヤルティ(2014年度受賞): 児童労働問題に取り組む活動家。
- - シリン・エバディ(2003年度受賞): イランの人権活動家。
- - リゴベルタ・メンチュ・タム(1992年度受賞): グアテマラの人権活動家。
モハンマディ氏のメッセージ
反体制派の圧力にもかかわらず、モハンマディ氏は女性に対する不当な扱いや死刑制度の廃止を訴え続けています。彼女の活動は、イラン国内の人権状況の改善に向けた重要な一歩として世界中で注目されています。サミットでは、彼女の強い意志や思想がどのように形成されているのか、そしてそれがどのようにグローバルガバナンスに影響を及ぼすのかが語られることでしょう。
参加情報
フォーラムの参加は無料ですが、1,000名までの抽選制となっています。興味がある方は、事前の申し込みが必要です。参加を希望する方は、
こちらのリンクからお申し込みください。
この重要なイベントの舞台で、ナルゲス・モハンマディ氏の想いと彼女の闘いがどのように展開されるのか、ぜひその目で確かめてください。そのメッセージは、時代を超えて私たち一人ひとりに響くはずです。