ディーキューブ、革新的なクラウドサービス「LC-Cube」を展開
ディーキューブ株式会社は2023年に、設備機器業界向けのクラウド保全営業支援サービス「LC-Cube」を本格的に提供開始しました。このサービスは、設備機器のライフサイクル情報を可視化し、予防保全を実現することを目的としています。
LC-Cubeとは?
「LC-Cube」は、保全計画の自動生成機能を持ち、まずは納品先の顧客情報や製品部品の情報を登録することからスタートします。これにより、設備機器の保全計画が自動的に作成され、さらに保全対象に関しては、自動アラート機能によって通知される仕組みです。これにより、業務はより効率的に進行し、メンテナンスのタイミングをスムーズに把握できます。
特に注目すべきは「情報の見える化」と「予防保全」の実現です。従来は事後対応が多かった設備の管理も、LC-Cubeを利用すればいつ、どの機器で、何をメンテナンスすべきか、という情報が一目で分かるようになります。
市場のニーズに応えた設計
LC-Cubeは、既設案件を放置せず、製品ライフサイクルの管理を強化し、新設と既存メンテナンスの双方で収益基盤を強化するために設計されました。顧客満足度の向上だけでなく、設備機器のリプレイス時に選ばれやすくなるための要素も盛り込まれています。
主な機能と利点
- - 保全計画の自動生成: ライフサイクルデータを基に最適な営業タイミングを把握。
- - メンテナンス収入予測: 収益の見込みを把握し、計画的な営業活動を支援。
- - ステータス管理: メンテナンスの進行状況を管理し、顧客への事前連絡を通じて見積依頼がしやすくなります。
- - 修繕履歴管理: 過去の修繕履歴に基づく対応が可能になります。
- - 営業支援オプション: 人手不足の課題にも対応できるよう、営業支援や業務代行も提供しています。
実際の導入効果
既に複数の企業がLC-Cubeを導入しており、セキュリティ設備や照明設備、物流機器など様々な分野で利用が進んでいます。導入企業からは、点検や修繕業務の削減効果が36%、修繕売上の増加が11%という具体的な成果が報告されています。
業界の背景
近年、建物の新設数が減少しており、新箱の販売だけでなく、既存設備の維持・メンテナンスが重要視されています。また、法規制の強化や技術進歩により、自主点検が難しくなっているため、予防保全の提案と管理を任されるニーズも高まっています。
ディーキューブのミッション
ディーキューブの代表取締役社長、藤崎健一氏は、「設備のライフサイクル管理で持続可能な社会を支える」という経営理念のもと、業務の向上を図っています。データおよびテクノロジーの力を借りて、設備業界の社会課題にボードしていく姿勢が伺えます。
会社概要
- - 設立年: 2021年
- - 資本金: 3,000万円
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル18F
- - 事業内容:
- BtoB特化型デジタルマーケティングプランニング
- BtoB特化型インサイドセールスBPO
- 設備機器業界向けクラウド予防保全支援
- システム開発
LC-Cubeの詳細情報やお問い合わせは、公式ウェブサイトを訪問してください。今後、ますます注目されるこのクラウドサービスが、設備機器業界をどのように変革していくのか期待が寄せられています。