メンバーズ、企業向けに「サーキュラーDXサービス」を発表
株式会社メンバーズは、2025年10月30日より、企業向けの新サービス「サーキュラーDXサービス」の提供を開始します。このサービスは、企業がサーキュラーエコノミー(循環型経済)に移行し、持続可能なビジネスモデルを構築するための支援を行います。
サービスの背景と目的
地球規模での環境危機が深刻化している中、リニアエコノミー(直線型経済)からサーキュラーエコノミーへと移行することが求められています。気候変動や資源枯渇の問題に直面する企業にとって、この変革は避けられない課題となっています。メンバーズは、この流れに対応するため、顧客と共に社会の変革をリードすることを目指しています。
テクノロジーを駆使したサポート
「サーキュラーDXサービス」では、「デザイン(設計)」、「サーキュレート(循環)」、「バリュー(価値化)」の3つのプロセスを中心に、企業の現状評価から目標設定、デジタル基盤の構築までを包括的に支援。デジタルスキルやグリーン・トランスフォーメーション(GX)に関する専門知識を持つスタッフが伴走する形で、持続可能な製品やサービスの市場創出を加速します。
新たなカンパニーの設立
サービスの導入に先立ち、2025年10月1日には「サーキュラーDXカンパニー」が設立されます。この専門組織は、企業が抱えるサーキュラーエコノミーへの移行の課題に特化し、持続可能なビジネスモデルの設計と運営を支援します。また、企業からのニーズに応じて、デジタル製品パスポート(DPP)への対応も行います。
期待される成果
メンバーズの新サービス導入によって、企業は環境負荷の低減と持続可能なビジネス成長を同時に実現できるようになると期待されています。さらに、特に製造業や消費財、アパレル業界など、さまざまな分野での利用が見込まれています。
社長のコメント
メンバーズの専務執行役員 兼 サーキュラーDXカンパニー 社長 西澤 直樹は、「サーキュラーエコノミーへの移行は、単なる選択肢ではなく、企業の持続可能な成長にとって必要不可欠な施策です。私たちは、デジタル技術を活用して、企業と共に新しい経済モデルの創出に貢献したい」と述べています。
より持続可能な未来へ向けて
この新サービスによって、メンバーズは企業のサステナビリティを向上させるための重要な役割を果たし、環境問題に対応する取り組みを強化していきます。持続可能なビジネスモデルへの移行が今後の急務となる中、メンバーズの「サーキュラーDXサービス」は、企業の成長と環境配慮を両立させるための強力なパートナーとなることでしょう。
今後の取り組みにも目が離せません。