立命館とInspire High
2024-07-22 15:22:45

立命館大学とInspire Highが探究学習の新たな展開へ向けて協力

立命館大学とInspire Highが探究学習の新たな展開へ向けて協力



このたび、学校法人立命館株式会社Inspire Highがインキュベーション協定を締結しました。この協定の目的は、高校生の探究学習と大学の授業を効果的に連携させるためのプログラムを共同で開発することです。

背景


立命館大学は2030年を見据え、「次世代研究大学」を目指しています。その実現に向け、「イノベーション・創発性人材の育成」を掲げ、変化する社会環境に対応できる人材の育成に力を注いでいます。このような中で、Inspire Highは「一人ひとりのウェルビーイングと世界平和の実現」というビジョンを掲げており、自立した学びを促進するEdTechプログラムを全国の中学・高校に提供しています。

近年、日本の教育システムでは多様な学びのスタイルを持つ生徒が増えています。特に、探究学習は重要な位置を占めるようになっています。その中で、大学での学びの目的意識をどのように形成するのかが焦点となっています。この課題に取り組むため、高校で必要な基礎学力や問題意識を育成し、その後の大学生活に繋げることが重要です。特に、大学の学部・研究室に求められる知識と問題解決能力をいかにして高校段階で高めるのかが、両者の協力によって探求されることになります。

インキュベーション協定の詳細


立命館大学とInspire Highの協力は、以下の三つの要素を重視して進められます。

1. 出願資格プログラムの開発 - 高校生が大学で学ぶための基礎学力や使命感、学部の学びを理解する力を融合したプログラムを構築します。
2. システムのDX化 - 受験生がどこからでも参加できるように、物理的制約を排除しデジタル化を進めることで、多様な受験生の参加を促します。
3. 知見の集結とプラットフォームの構築 - 社会的価値を持つ教育プログラムを作成するために、立命館にないノウハウを持つ企業や団体との連携を強化し、相互に創発できる場を作ります。

両者の思い


学校法人立命館の理事長、森島朋三は、「少子化が進む中で、大学入試における総合型選抜がますます重要になっている」と述べ、今回の協定を通じて高校生が主体的に学びたい理由を見出せるような支援を行っていく方針を強調しました。

一方、Inspire Highの代表取締役である杉浦太一は、「自分を知り、他者と関わる学び体験を提供することの重要性」を語り、その中で高校生活と大学での学びをインスパイアし合える関係を築いていきたいと強調しています。

今後への期待


両者の協力は、日本の教育に新しい価値をもたらすと期待が寄せられています。高大接続の新たな枠組みを模索することで、探究的な学びの場をさらに広げ、多様な視点を持つ社会人の育成へとつなげることがねらいです。伴に新たな一歩を踏み出すことが、今後の日本の教育システムにおいて重要な意味を持つことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Inspire High
住所
東京都千代田区平河町2-5-3
電話番号

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