新しいドローンが登場
2025-09-29 10:58:36

TOMPLA新たなドローンプラットフォーム「Small Doctor Build」を発表

TOMPLAが新たなドローンプラットフォームを発表



TOMPLA株式会社は、屋内点検用ドローン「Small Doctor 02」に続いて、共同開発プラットフォーム「Small Doctor Build」の提供を開始しました。この新たな取り組みは、特に屋内環境での点検業務における柔軟なニーズに応えることを目的としています。

背景



2024年5月に「Small Doctor 02」を市場に投入したTOMPLAは、工場や建設現場、倉庫、住宅などの屋内点検業務において多くの成功事例を持っています。企業から寄せられた「現場の環境や用途に合わせた個別に開発したい」という声を受け、今回のプラットフォームドローンが誕生しました。このドローンは、顧客と共に新たなユースケースを創出することを目指しています。

特に、能美防災株式会社との協業により「煙感知器試験用ドローン」を開発するなど、現場ごとの課題解決に向けた個別開発へも対応しています。その結果、より多様なパートナーとの協力が期待されます。

「Small Doctor Build」の特徴



新しいプラットフォーム「Small Doctor Build」は、屋内の危険な現場業務において顧客と共に新たなユースケースを構想・実現することを目的としています。以下にその主な特徴を挙げます。

1. 高精度な自己位置推定
VIO(Visual Inertial Odometry)技術により、衛星測位が難しい屋内でも高い安定性を確保しています。

2. 多様なデバイス搭載
深度カメラ、MEMSマイク、臭気センサーなど、企業が独自開発したデバイスを自由に搭載可能。これにより多様なデータ取得が可能になります。

3. 軽量・長時間飛行
小型(50cm以下)の設計で、30分以上の飛行が実現。搭載するペイロードに応じた条件で、飛行時間を調整できます。

4. 多様な通信インターフェース
SPI、UART、I2Cなど、複数の通信方式に対応し、外部センサーとの連携が可能です。

5. ワンストップ支援機能
企画から開発、運用検証、製造、導入に至るまで、一貫したサポートを提供します。

機体スペック



  • - サイズ:W450mm x L400mm x H110mm(プロペラガード込み)
  • - 重量:260g(機体本体)
  • - 積載ペイロード上限:400g
  • - 運用可能な飛行時間:最大30分
  • - 操縦通信方式:S-BUS、E-LRS(CRSF)、MAVLinkに対応

実績と採用事例



能美防災株式会社は煙感知器を用いた加煙試験器搭載ドローンを開発し、従来よりも安全かつ効率的な作業を実現しています。「Small Doctor Build」を用いることで、屋内の煙感知器への飛行時の安定性を高め、より正確な実験が可能になりました。

今後の展望



TOMPLAは「Small Doctor Build」を通じて、さまざまな業界の固有課題に応じたドローン・ロボティクスソリューションを提供し、社会全体の安全性と効率性を高めるための技術開発を続けていきます。

お問い合わせ



協業の詳細は、TOMPLA株式会社事業推進部にご連絡ください。
E-mail:[email protected]

会社概要


  • - 会社名:TOMPLA株式会社
  • - 本社所在地:新潟県新潟市天神1-1
  • - 設立:2021年3月26日
  • - 事業内容:ドローンを活用した事業
  • - URLTOMPLA公式サイト


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会社情報

会社名
TOMPLA株式会社
住所
新潟県新潟市中央区天神1-1プラーカ3 KENTO内
電話番号

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