8歳の子供と父親が生み出したボードゲーム「グラミン探検隊」の魅力
新型コロナウイルスの影響でステイホームが求められた2020年、8歳の小学生とその父親が一緒に立ち上げたボードゲーム「グラミン探検隊」がついに正式発売されました。このゲームは、プログラミング的思考を楽しく学ぶことができる内容になっており、遊びながらそのエッセンスをしっかりと身につけることができます。
家庭で学ぶプログラミングの重要性
2020年から小学校でのプログラミング授業が必修化されています。この時期に、特に小さな子どもたちにプログラミングのスキルを身につけさせることが求められています。「グラミン探検隊」は、プレイヤーが勇敢な探検隊となり、宝物を集める過程で、「順次」、「反復」、「分岐」といった基本的なプログラミングの概念を学ぶことができる設計です。
プール・ゲームデザイン:オープンソース型の魅力
「グラミン探検隊ベーシック版」は、プレイヤーが独自のルールや遊び方を考えられるという斬新な拡張機能を持っています。このゲームには白地のカードとチップが同梱されており、遊び手が自分たちで考えたゲームアイデアを形にすることができるのです。遊び方を変え、進化させる楽しみもこのゲームの大きな魅力となっています。
グラミン研究所:遊び方の共有
プレイヤーが考案した独自のルールは「グラミン研究所」に集約され、様々な遊び方が公開されます。これにより、ボードゲームをプレイするだけでなく、開発者としての経験も得られる仕組みが整っています。また、優れた遊び方については今秋に発売予定の「グラミン探検隊アドバンスト版」に実装される予定です。
プログラミング的思考を育む工夫
このボードゲームは、振ったサイコロの目の枚数分だけ「移動カード」を駆使して、自分のコマを効率的に移動させることを目的としたゲームです。サイコロによる運と、計画的な動きが求められる中で、相手の進行を妨げる「わなカード」や、「もしもカード」による戦略的思考も活用されます。ゲームは、全ての宝箱が集められた時点で終了し、最も多くの点数を持ったプレイヤーが勝者となります。
あなたも参加しよう!
「グラミン探検隊」の発売を記念して、親子でボードゲームを作ることができる「親子でボードゲームをつくろうキャンペーン」が2020年7月7日より開始されます。このキャンペーンに参加することで、優れた開発者としての名が今秋発売予定の「グラミン探検隊 アドバンスト版」にクレジットされる可能性も。自宅で楽しく遊びながら、創造力やプログラミング的思考を高める絶好のチャンスです。
公式情報
プログラミングの基礎を楽しみながら学ぶことができる「グラミン探検隊」は、教育の新しい形を提供しています。親子で一緒に楽しめるこのゲームで、未来のリーダーを育ててみてはいかがでしょうか。