PreferredAI Work Suiteの登場：エンタープライズ向けのAIプラットフォーム

株式会社Preferred Networksが新たに発表したAIプラットフォーム

株式会社Preferred Networks（PFN）は、東京・千代田区に本社を置き、生成AI技術を駆使した革新的なプロダクトを提供しています。この度、PFNはエンタープライズ向けAIプラットフォーム「PreferredAI Work Suite」の提供を開始しました。これは、組織が持つデータを最大限に活用し、業務を効率化するための強力なツールです。具体的には、さまざまな業務に応じたユースケースに基づいて設計された一連のサービス群が含まれています。

Work Suite の特徴

PreferredAI Work Suiteの主な特徴は、以下の4つに集約されます。

1. 簡単にデータが検索できるストレージ機能

このプラットフォームには、社内データを効果的に検索するためのストレージ機能が装備されています。ユーザーは、PDFやMarkdownなど、多様なファイル形式をアップロード・検索可能で、Microsoft SharePointなどの外部ストレージとも連携できるため、導入が容易です。

2. 自然言語によるAIエージェント作成

ユーザーは、自然言語を用いてAIエージェントを作成することができます。この機能により、Web検索や他の外部サービスと連携し、日常業務の自動化が実現できます。社内申請処理やリサーチ、スライド作成といった多岐にわたる業務を効率化できます。

3. ノート・チャット機能によるデータ活用

Work Suiteには、社内データと自動連携可能なAIチャット機能とAIノート機能も搭載されています。これにより、ユーザーはAIと会話しながらオリジナルのアイデアをまとめたり、ドキュメントの要約や文章の推敲、翻訳が可能となります。

4. カスタマイズと導入支援

PFNのエンジニアチームは、業務プロセスのヒアリングやPoC（Proof of Concept）、導入、運用までを総合的に支援します。これにより、ユーザーは自社のニーズに沿ったシステムを構築できます。

お客様の声

株式会社ドクターネット様では、遠隔画像診断の効率化を目指すプロジェクトにおいてWork Suiteを導入しました。このシステムは、AIが事前にレビューを行うことによって、医療現場の負担を軽減し、より迅速な診断結果を提供するための一助となりました。PFNの柔軟なカスタマイズ性は、同社の複雑なフローの構築や精度改善に大きく貢献しています。