次世代マネジメントプラットフォーム「PROEVER®」が大型アップデート！アーリーアクセスプログラム開始の全貌

「PROEVER®」の大型アップデートとアーリーアクセスプログラムの開始

株式会社マネジメントソリューションズ（以下：MSOL）は、8月1日から企業の戦略実行を支援する次世代マネジメントプラットフォーム「PROEVER」に対する大規模なアップデートを実施しました。このアップデートの目玉は、AIによるプロジェクト統括支援（AI EPMO）機能の強化です。さらに、ユーザーがAIと連携しながら意思決定できるプロジェクト推進体験が可能になりました。

アップデートの背景

MSOLは、新中期経営計画「Beyond1000」を策定し、共創プラットフォーム戦略を軸に、人とテクノロジーの融合による新たなマネジメント価値の創出を目指しています。急激な技術進化やグローバル競争の激化が進む中、企業は変化に強い戦略実行力を求められています。そのため、プロジェクトはますます大型化・複雑化しており、企業は以下のような課題に直面しています。

- 戦略目標の遅延：資源の偏った配分や戦略の浸透不足から、目標達成が難しくなっています。
- ガバナンスの低下：複数のプロジェクトの影響を把握するのが困難で、品質やプロセス管理があいまいになっています。
- PM人材の不足：属人的なマネジメントでは育成が間に合わないため、全体的なPM能力が低迷しています。

このような状況から、EPMO（Enterprise Project Management Office）の設置が進められていますが、EPMOが期待通りに機能するには人的リソースだけでは限界があります。

MSOLのアプローチ

これらの課題に対処するため、MSOLはAIとEPMOの協働による「AI EPMO」という新たなアプローチを導入しました。これにより、全プロジェクトの進捗やリスクをリアルタイムで把握し、戦略目標への貢献度を可視化します。

加えて、意思決定の透明化のため、ガバナンス強化も図ります。さらに、過去のデータ学習に基づき、リスク予測と対応策を提案することで、プロジェクトマネージャーの能力を向上させます。このAI EPMOを活用することで、新たなマネジメントの形が実現しつつあります。

PROEVERの特長

PROEVERは、マネジメント実行力を支えるデータ×AI基盤として、MSOLの約20年のプロジェクトマネジメントの知識を元に開発されました。このアップデートにより、ユーザーはAIと協力して意思決定を行う新しいプロジェクト推進体験を得られるようになりました。

具体的には、以下のような機能を持っています：

- 高精度な意思決定を支えるデータ入力：プロジェクトデータを一元管理し、他のシステムとも連携します。
- 進捗の可視化：全社的なマスタースケジュールやダッシュボードにより、進捗を俯瞰することができます。
- AIによる分析：プロジェクトリスクの早期発見と対処を行います。

新たに搭載されたAIエージェントは、意思決定をナビゲートし、プロジェクトマネージャーやEPMOとの協働プロセスを強化します。

アーリーアクセスプログラムについて

今回のアップデートに伴い、アーリーアクセスプログラムも始まります。このプログラムは、PROEVERを利用する企業に向けた無償のトライアルで、参加企業と共にフィードバックを取り入れながら改善を進めます。参加企業は、戦略目標の達成やガバナンスの強化に向けて、アップデート機能をいち早く体験し、自社の経営課題解決に活用できます。

今後の展望

MSOLは、PROEVERの一般公開を予定しており、さらなる機能の充実を目指します。AI技術を活用した新たなマネジメント手法により、企業の業務改革を加速させていくことを目指しています。
日本マイクロソフトからもエンドースメントを受けており、共に企業変革の支援に取り組む姿勢が感じられます。

PROEVERを通じたAIの協働は、企業にとっての新たなマネジメント支援の形を示すとともに、未来の経営における可能性を大いに広げることでしょう。