藤原慎也の挑戦
2024-10-22 11:31:58

藤原慎也がモロッコ大会を完走しダカール・ラリー参戦権を獲得!

藤原慎也がモロッコ大会で見せた熱き戦い



トライアルライダーの藤原慎也選手が、2024年10月4日から11日まで開催された世界ラリーレイド選手権「モロッコ大会」で見事に完走し、2026年のダカール・ラリーへの参戦権を獲得しました。本大会は、モロッコの険しい地形や気候条件が戦いをさらに過酷にする中、挑戦が繰り広げられました。

イタリアのバイクメーカーFANTICの支援



藤原選手は、イタリアの老舗バイクメーカーFANTICの強力なバックアップを受けながら、5日間で合計2,468kmを走破しました。藤原選手は、トライアルで培ったライディングスキルを活かし、長いトレーニングを重ねた成果を発揮しました。

苦境を乗り越えた初の試練



モロッコ・マラケシュでのプロローグ(74km)から始まり、ラリーの本番はザゴラを経て、5つのステージが設定された中で行われました。特に印象的なのは、メルズーガ砂丘群への挑戦で、高さ160mを超えるデューンを越えなければならない過酷な道のりです。雨の影響で初日は難易度がグンと上がり、藤原選手は疲労困憊に陥ったと語っています。

「初めてのバイクとラリーの挑戦だったので、1日目は特に大変でした。でも、徐々に慣れてきて、3日目にはダカールを意識したスピードに挑戦できました。」と藤原選手は振り返ります。

ハードなレースを通した心の成長



モロッコラリーは、走行中にメカニカルトラブルやナビゲーションミスなどの障害が続出しました。プロローグとステージ1では電子ナビの不具合が影響し、ステージ2では燃料系のトラブル、さらには大転倒を強いられる事態も。しかし、藤原選手はそれらの困難を乗り越え、走り続けました。

「自分の内臓をタフに保つことが大切だと学びました。ダカール・ラリーではもっと長い期間を走らなければならないので、内臓へのケアが重要になってきます。」

これらの経験を通して、今後も藤原選手は海外のラリーやアウトドアアクティビティに挑戦していく意向を示しています。

目指すは2026年のダカール・ラリー



藤原選手が完走を目指す「ASO DAKAR RALLY(2026ダカール・ラリー)」は、非常に厳しい環境下での競技として知られており、その完走率は約50%とされています。アフリカや南米での経験を経て、2020年からサウジアラビアで開催されています。

更なる挑戦に向けて



モロッコから帰国後、藤原選手は更なる経験を積むため、2025年1月12日まで続く「アフリカ・エコレース2025」への参戦も決定しています。このレースは総走行距離約6,000kmにも及び、マラケシュなど複数国を巡ります。

日本のトライアルライダーとして新たなステージに挑む藤原選手の今後に、期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社BARIKI
住所
大阪市北区本庄東3-7-2
電話番号
06-6374-3238

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