食品安全委員会第998回が開催!新たな規制の展望
食品安全委員会第998回の開催について
令和7年9月30日に、東京都港区赤坂に位置する食品安全委員会で第998回の会議が行われます。この会議では、食品安全基本法に基づくリスクマネジメントについての重要な説明と意見聴取が行われ、特に肥料や農薬、遺伝子組換え食品に関する新しい審議結果が報告されます。
開催概要
この会合は、9月30日14時から開始されます。会議では以下の内容が議題に上がります。
1. リスク管理機関からの説明 - 主に肥料と農薬に関する情報が農林水産省および消費者庁から提供されます。特に、肥料としては「けい酸加里肥料」が、農薬については7品目が対象となります。
2. 農薬第一専門調査会の審議結果 - 「スルホスルフロン」に関する意見と情報の募集が予定されており、十分な議論が行われる見込みです。
3. 農薬第四専門調査会の審議結果 - 「ペンチオピラド」という農薬についても、その議論がなされます。
4. 遺伝子組換え食品等専門調査会の報告 - 特に注目されているのは、「除草剤耐性ダイズMON94313系統」と「チョウ目害虫抵抗性ダイズMON94637系統」に関する内容です。これらは近年の農業技術の進展を反映しており、今後の安全性への影響が懸念されています。
5. 食品健康影響評価 - 遺伝子組換え食品に関連し、「NGX株を利用して生産されたキシラナーゼ」についての詳細な評価結果が報告される予定です。
6. その他の議題 - その他にも重要な議題が取り上げられる予定です。
傍聴および視聴の案内
本会合は一般にも公開されており、傍聴を希望する方は事前に申し込みが必要です。9月29日までに、内閣府の登録システムを通じて申し込むことで、会場での傍聴が可能です。ただし、席に限りがあるため、先着順での受付となります。動画配信も行われるため、事前登録することでオンライン視聴も可能です。
報道関係者向けの特別案内
取材を希望される報道関係者は、同様に申し込みが求められます。カメラ撮りやTV撮影の希望も事前に伝える必要があります。
このように、食品安全委員会の会議は、私たちの食の安全性に直結する重要な内容が充実しています。国が進めるリスクマネジメントの新たな方針に注目し、これからの食品に対する信頼をさらに強めていくために、参加や視聴を通じての情報収集が推奨されます。