海底熟成ワイン『SUBRINA』がもたらす新たな味覚の世界
2025年6月3日、コンラッド大阪の40階に位置する高級レストラン『C:GRILL(シーグリル)』で、画期的な海底熟成ワイン『SUBRINA(サブリナ)』の提供が始まりました。このワインは、神奈川県横浜市に本社を持つ株式会社コモンセンスが手がけています。
『C:GRILL』は、異国の港町をイメージした雰囲気が漂うレストランで、繊細で美味しいグリル料理が特徴です。和牛、新鮮な魚介、野菜を活かした料理と共に厳選されたワインを楽しむことができます。また、こちらのレストランはサステナブルな取り組みに力を入れており、使用する食材の多くは地元の自然を考慮して選ばれています。
実際、京都・宇治の平飼い卵や、神戸弓削牧場のフレッシュチーズなど、品質にこだわった素材が使用されています。そして、廃棄物の削減にも貢献する工夫が重ねられています。魚の骨をソースに活用したり、野菜の皮をチップスに作り変えることで、フードロスを最大限抑える努力が見受けられます。
サステナブルな海底熟成プロセス
『SUBRINA』は南アフリカのワイナリーで作られており、有機栽培によって自然の力を最大限に活用したシラー種のブドウから生まれます。特筆すべきは、このワインがなんと、奥石廊中木沖の水深15メートルの海底で熟成されるということです。このプロセスでは、環境への配慮が随所に見え隠れしています。
例えば、ラベルレスボトルを使用することで、海洋汚染のリスクを減少させています。また、生産農家との直接取引を行い、南伊豆の地元ダイバーたちが参加することで、この取り組みは地域の経済にも好影響を及ぼしています。こうした活動を通じて、自然環境を守ることを念頭に置きつつ、酒造りの新しい形を示しています。
ワインの魅力と料理の組み合わせ
『SUBRINA』が持つ味わいは、ジューシーな果実感とフレッシュな酸味が心地よく溶けあっており、コクのある後味とも相まってバランスが取れています。この特徴的なワインと『C:GRILL』の薪火で仕上げた料理との相性は抜群です。料理に合わせて選ぶことで、特別なダイニング体験が広がります。
レストランの営業時間は、水曜日から日曜日までのランチは11:30から15:30(最終入店14:00)、ディナーは17:30から22:30までとなっています。『SUBRINA』の料金は、60mlで4,600円、120mlで8,900円、ボトル(750ml)は55,000円です(全て税金・サービス料込)。
予約方法
予約は、コンラッド大阪の公式サイトまたは電話(06-6222-0111)にて受け付けています。ぜひ、『SUBRINA』の味わいを体験しながら、ロマンチックな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
コンラッド大阪について
コンラッド大阪は、中之島フェスティバルタワー・ウエストの最高層階に位置するラグジュアリーホテルであり、ビジネスとプライベートの融合を目指しています。クラシックなデザインを基にしたスマートなサービスを提供し、宿泊客には新たなインスピレーションを提供しています。詳細は公式サイトをチェックしてください。 osaka.conrad.com