薬剤耐性対策推進月間、アニメと共に未来を守る!
日本政府は、薬剤耐性(AMR)問題への対策を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性対策推進月間」と定めています。このラムの重要性を理解し、様々な活動を通じて啓発を促進させるためのキャンペーンが行われています。特に目を引くのは、人気TVアニメ『はたらく細胞』とのコラボレーションで、今年のテーマは「かぜに抗菌薬は効きません」です。
全国的な啓発キャンペーン
AMR臨床リファレンスセンターでは、今回のキャンペーンにおいて特色ある啓発ツールが用意されています。『はたらく細胞』から描き下ろされたキャラクターを使用したポスターやリーフレット、クリアファイル、お薬手帳を制作し、参加する全国のクリニックや薬局で無料配布しています。
さらに、キャンペーンサイトも10月28日から公開され、薬剤耐性についての理解を深めるゲームやアニメの新作動画も楽しむことができます。これらは、より広範にアプローチし、薬剤耐性問題についての認知を高めることを目的としています。
渋谷での体験型イベント
特別なイベントも計画されています。11月8日と9日の二日間、渋谷マークシティにおいて「薬剤耐性(AMR)ってなに? 知れば未来が変わる!」というテーマの体験型イベントが実施されます。ここでは、抗菌薬についての正しい知識を得る機会が提供され、手に付着する細菌を実際に観察したり、専門医による講義を受けることができます。また、ゲームを通じて楽しみながら学ぶ体験も用意されています。
このイベントへの参加は、未来の健康に対する意識を高める良い機会です。アニメのポスターやキャラクターと一緒に写真を撮ることができるフォトコーナーも設置されています。
車内広告や川柳コンテストも開催
また、都営地下鉄では、車内サイネージ広告「チカッ都ビジョン」にてシェアされる短編のアニメ啓発動画が11月10日から23日まで上映されます。移動中にも薬剤耐性について考える機会を提供します。
毎年恒例の「薬剤耐性あるある川柳」コンテストも11月1日からスタートし、皆さんの応募をお待ちしています。薬剤耐性は、微生物が本来効くべき薬に対して耐性を持つことを指しますが、身近な存在です。この機会に、自分たちの日常的な誤解や理解を深める題材で川柳を詠んでみてはいかがでしょうか。
啓発活動の詳細情報や参加方法については、キャンペーンの公式サイトを訪れて確認してください。薬剤耐性の問題は、未来の健康に大きな影響を与える可能性があります。この機会を通じて、正しい知識を持ち、適切な行動を考えましょう。
詳しくはキャンペーンサイトをチェック!
キャンペーンサイト