筑後観光PRプロジェクト
2018-10-16 14:40:57

台湾人インフルエンサーを活用した筑後観光の新たな展開とは

台湾人インフルエンサーを活用した筑後観光の新たな展開



福岡県筑後地域は、人口減少や都市部への一極集中という課題に直面していますが、その一方で地域特有の魅力を生かした観光振興への取り組みが進められています。このたび、筑後田園都市推進評議会は、台湾からのインフルエンサーである林氏璧氏を活用した観光PRプロジェクトを開始しました。

プロジェクトの背景



筑後田園都市推進評議会は、福岡県と地域12市町(大牟田市、久留米市、柳川市など)で構成され、地域の自然や食、文化などを活かした活性化を目指しています。観光庁のデータによると、訪日外国人のうち60%がリピーターとして戻っており、その中でも台湾からの旅行者は圧倒的なリピート率を誇ります。これは、台湾の訪日旅行マーケットに注力する良い機会といえるでしょう。

林氏璧氏の大学魅力



林氏璧氏は、月間50万PVを誇る旅行ウェブサイトを運営しており、旅行のノウハウや便利な情報を多くの台湾人に発信しています。彼の影響力は特に高く、筑後地域を紹介することにより、多くの旅行者をこの地域へ引き寄せる可能性があります。実際に、彼が柳川の川下りの動画をFacebookで流したところ、たった1日で2.7万回の再生を記録しました。

筑後観光モデルコースの魅力



今回のプロジェクトでは、「台湾・香港向け」の観光モデルコースも作成されています。このコースは筑後田園都市推進評議会が主体となり、訪れるべきスポットや体験をわかりやすくまとめたものです。具体的には、小郡市の如意輪寺、大刀洗町の農家体験、久留米市の大砲ラーメンなど、多様なアクティビティが含まれています。各国籍に応じたプランを用意することで、観光客にとって魅力的な選択肢を提供します。

地域の魅力を伝えるために



PRプロジェクトの目的は、外国人観光客に筑後の魅力を知ってもらうことです。それに加え、交通手段の整備や言語の問題など、観光客が快適に訪れるための環境を整えることも重要です。地場の福岡ハイヤーサービスなどの企業と協力することで、これらの課題への対応が可能になります。

また、外国人留学生を活用したインターンシップ制度を推進し、「地域エバンジェリスト」を育成することで、観光振興に伴う言語問題を解決しようとしています。こうした取り組みは、地域の活性化を図る上で欠かせない要素となっています。

まとめ



表向きの観光PRだけでなく、実際に訪れる旅行者が求める価値を提供するために、筑後地域は積極的な活動を行なっています。今後も、筑後田園都市推進評議会や地場企業、PR企業が協力し合いながら、地域の魅力を世界へ発信していく姿勢が期待されます。これにより、観光客の増加につながり、筑後地域の活性化が一層加速することでしょう。

会社情報

会社名
株式会社IW
住所
福岡県福岡市博多区祇園町8-17ヴォーヌンク祇園1001
電話番号
092-292-2350

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