日本初のUTMBワールドシリーズが加賀で開催！壮大なトレイルレースの魅力とは

世界初の競技開催！

2025年6月19日から22日にかけて、石川県加賀市の山中温泉で「KAGA SPA TRAIL ENDURANCE100 BY UTMB(R)」が開催されます。これは、世界最大級のトレイルランニングイベントUTMBの公式戦として日本で初めて行われるもので、100km、50km、20kmの3つのカテゴリーに計2,848名のランナーが参加予定とのことです。

国際色豊かな選手層

大会には、世界43か国からの選手が集結し、全体の33％にあたる928名が海外選手です。特に50kmおよび20kmカテゴリーには、各々45％、49％の選手が国外からの参加予定です。年齢層は幅広く、最年少選手は13歳、最年長選手は74歳という多様性が魅力的です。この大会を通じて、参加者たちは美しい自然と歴史に触れる機会が得られるでしょう。

トップレベルのエリートランナーが集結

世界中のエリートランナーも多数参戦予定で、その中には中国のTAO LUO選手やリトアニアのGediminas Grinius選手などが名を連ねています。日本からも川崎雄哉選手や吉住友里選手など、トップ選手が集結し、競争は熾烈を極めることでしょう。

UTMB Finalsへのパスを得るチャンス

UTMBワールドシリーズは、フランス・シャモニーで毎年開かれる「UTMB Finals」への出場権を獲得するための重要なステップです。このシリーズを通じて、参加者たちはシャモニーの舞台に立つチャンスを掴むことができます。2015年から続くOSJ山中温泉トレイルレースがこのUTMBワールドシリーズに生まれ変わり、地域との連携も強固です。

地域活性化の一端を担う

この大会は地域振興と観光促進に寄与することが期待されています。石川県や地元観光業者、そして全国のトレイルランナーが手を組んで、地域活性化に向かっています。また、選手たちは伝統的な温泉地の風情や地元の特産品を楽しむことができ、地域の持続可能な発展にも寄与することでしょう。

過酷なトレイルレース

コースは、標高約500mから1400mの低山が連なる厳しい道で、100kmのレースでは獲得標高が7,000mを超えるといいます。美しい自然に囲まれながら、選手たちは技術を要する下り坂や急勾配の登山道に挑みます。特に100kmおよび50kmのレースは山中温泉の中心からスタート業会場が設定されており、参加者には見事な景観が広がっています。

大会運営の詳細

大会のメイン会場は山中座で、ここでは国内外のアウトドアブランドや地元特産品が出展されるエキスポも開催予定です。選手だけでなく一般の来場者も楽しめる内容になっており、地域全体がこのイベントを盛り上げる環境が整えられています。

結果的に、この歴史的な大会が成功し、全国、さらには国際的にも話題になることが期待されています。選手たちがトレイルを駆け抜け、加賀・山中温泉の魅力を全身で感じる瞬間が待ちきれません。