オミカレ婚活実態調査
約91万人の会員を誇る『オミカレ』が、婚活中の男女に対して行った旅行に関する意識調査の結果をお知らせします。この調査では、恋人との旅行のタイミング、旅行費用の負担、さらには旅行に対する心配や不安など多岐にわたって調査されました。以下に、興味深い調査結果をまとめてご紹介します。
調査概要
- - 調査期間: 2025年2月27日〜2025年3月9日
- - 調査機関: オミカレ会員を対象とした自社調査
- - 調査方法: Webアンケート
- - 回答数: 638人
男性と女性の旅行タイミングに対する意識差
調査において、恋人と旅行する理想的なタイミングを尋ねたところ、男性の約38%が「いつでもOK」と回答し、対して女性は約18%と、20%近い差が見られました。特に、男性が「早く仲を深めたい」と考える一方、女性は「信頼関係ができてから」という意見が目立ちました。
男性からは「新鮮な気持ちで旅行したい」という声があり、女性の意見では「数か月経ってお互いをよく知ったあとが理想」との回答が多く寄せられました。このことから、男女間における旅行のタイミングに対する意識の違いが見て取れます。
旅行費用の負担についての見解
旅行の費用の分担については、男女ともに「男性が多く負担する」との回答が最も多く、特に男性の54%がこの意見を示しました。彼らの理由には「甲斐性を見せたい」という伝統的な価値観や「マナーだと思う」という考えがあるようです。
一方で、男女ともに約30%以上が「割り勘」を選択しました。回答者からは「対等な関係」として割り勘を支持する意見が多数寄せられ、特に女性からは「後で揉めたくない」との理由が挙げられました。
このように、男尊女卑の文化が残る中でも、現代では経済力に基づいた平等な関係を重視する傾向が強まっています。実際、男性の中には「高額な旅行代なら割り勘が良い」と考える人も多いようです。旅行費用という実際の金銭が絡むことから、意見が分かれるのも無理はありません。
年代による意識の違い
興味深いことに、女性の約14%が「男性が全額負担する」と回答しましたが、特に50代女性の割合は25.8%と最も高かったことが分かりました。この世代の背景には、バブル期や好景気の影響が色濃く残っていることが窺えます。
過去の好景気の時代には、男性の収入が非常に高かったため、経済的な余裕から「奢るのは当たり前」という文化が形成されてきました。今の50代はその時代を経験したため、男性が旅行費用を負担することが当然とされる感覚が強く残っていることが見て取れます。
若い世代の意識の変化
一方で、20代の男性の約60%が「割り勘が理想」と答え、これは年代が上がるにつれて割り勘を希望する割合が低くなっていく傾向が見られました。このことから、若い世代はより平等な関係を築きたいと考えていることがわかります。彼らは「男性だからといって多く払う必要はない」との意識が強く、経済的な負担をお互いに分け合いたいという意向を示しています。
ゴールデンウィークの婚活状況
今年のゴールデンウィークは飛び石連休でプランを立てづらいとのことですが、オミカレの会員の中にはすでに約10%が「婚活パーティーや街コンに参加する」との意思を表明しています。この結果から、婚活に対する意欲の高さが伺えます。
今後もオミカレは、恋愛や結婚に関する調査を続け、必要な情報を発信していきます。旅行に関する価値観の違いを理解することで、理想的な恋愛関係の構築に役立っていただければ幸いです。