スパトレ、全国の学校で英会話授業を無償提供へ！

全国の学校に新たな英会話授業を

オンライン英会話サービス『スパトレ』が全国36校の公立・私立の小中学校、高等学校に導入されることが決まりました。これにより、教師や生徒がより多様な学びを体験できる機会が増えることになりました。この導入は、経済産業省が進める「働き方改革支援補助金」を活用し、無償で提供される予定です。

スパトレの特徴

スパトレは、外国人講師とのマンツーマンまたはグループ授業を提供するオンラインプラットフォームです。授業は主に25分のビデオ通話を通じて行われ、英語のスピーキング、ライティング、リスニングといった全パートを網羅しています。東京書籍や三省堂、光村図書などの教科書会社と提携しているため、授業内容は教科書に準拠したものとなっています。

生徒それぞれのレベルに応じた内容で、苦手分野には基礎的な学習を、得意な生徒には発展的な内容を提供することができ、興味がない生徒には関心を持たせる活動が行われます。講師陣は多国籍であり、異なる文化に触れながら学ぶことで、生徒の国際感覚の向上を図ります。

さらに、ライティング課題に関しては、ネイティブ講師が添削を行い、フィードバックや評価を提供します。このため、教師の負担も軽減され、より質の高い指導が可能となります。全ての授業は、ブラウザを通じて容易にアクセスできる自社開発の動画通話システムで実施され、AIによる音声解析も行なわれます。

働き方改革支援補助金について

「働き方改革支援補助金」は、教育機関での学びを向上させるために、教職員の業務削減や補助サービスを提供する事業者に対して補助を行う制度です。この補助金を利用することで、スパトレのプログラムを無償で導入することができ、生徒や教師にとって新たな学びの環境が整います。

このプログラムは、令和6年8月から令和7年3月31日までの期間中、何度でも利用可能です。昨年度は、約1000名の生徒を抱える学校から1名の生徒がいる小規模な学校まで、幅広い教育機関での採用が進みました。

学校における導入のメリット

多くの学校でのスパトレ導入により、生徒たちは質の高い英会話教育を受けるチャンスを得ることができます。特に、英語に苦手意識を持つ生徒や、学ぶ意欲が薄い生徒に対しては、興味を引く活動を通じて英語の楽しさを感じてもらうことが期待されます。

スパトレのクラスは、予約が簡単で、10分前までの予約が可能です。24時間いつでも授業を受けられるため、忙しい現代の学生にとっても柔軟に学べる環境が整っています。改善された学習環境が多くの生徒に新たな学びの機会を与え、教育の質が向上することが期待されます。