TRUSTDOCKが導入する新サービス「eKYCリカバーコール」
株式会社TRUSTDOCKは、オンライン本人確認サービス「TRUSTDOCK」の一環として、新しい電話サポートサービス「eKYCリカバーコール」の価値実証を開始しました。このサービスは、本人確認の書類に不備があったために審査が否認されてしまったユーザーや、審査プロセスで途中で離脱したユーザーに対して、オペレーターが直接電話をかけ、書類提出のフォローを行うものです。このアプローチにより、ユーザーの離脱率を減少させ、顧客生涯価値(LTV)を最大化することを目指しています。
価値実証の背景
最近の調査結果によると、多くの企業が「審査否認となったお客様が再申請をしないことが大きな損失である」と感じています。この調査では、約80%の企業が、書類不備や審査プロセスの煩雑さによってユーザーが離脱することを懸念しています。実際、書類不備の主な原因は、不鮮明な画像や入力情報の不足であり、一度審査で否認されたユーザーは再申請することなく離脱してしまう傾向があります。
さらに、2025年にもマイナンバーカードの電子証明書の有効期限が切れる人口が年間1,000万人を超えるとされています。この背景から、電子証明書の更新を忘れたユーザーや、パスワードを失念したユーザーに対しても、このサービスが役立つことが期待されています。
eKYCリカバーコールのサービス内容
「eKYCリカバーコール」は、書類不備で審査が否認されたユーザーや、途中離脱したユーザーに対し、経験豊富なオペレーターが個別に電話をかけてフォローアップします。オペレーターは、否認理由を説明するとともに、再申請の手順についても丁寧に案内します。このようにして、ユーザーが手続きに再び対して前向きに取り組めるようサポートし、再申請率や顧客化率を向上させることを目的としています。
さらに、フォローアップコールは、ユーザー情報を受け取ってから最短3時間以内に行われ、接続できない場合は複数回のコールを実施します。これにより、申し込み意欲の高いタイミングでの再申請を促進し、顧客の獲得につなげます。
対象となる方々
このサービスは、以下のような課題を抱えている企業に特に有益です:
- - eKYCを導入し、審査否認後のユーザー離脱が深刻な問題となっている。
- - 否認ユーザーへの適切なフォローができない。
- - LTV向上策に取り組んでいるが効果が出ていない。
- - 新規顧客獲得にかかるコストが高くなっていると感じている。
TRUSTDOCKの強み
TRUSTDOCKは、eKYC専門のプロフェッショナル集団です。単にオペレーションを代行するのではなく、ユーザーの心理に基づいたコンサルティング要素を含めた改善サイクルを提供します。専門のオペレーターが離脱理由を分析し、最適なトークスクリプトを作成することで、再申請率の最大化を図ります。
eKYCサービス「TRUSTDOCK」について
「TRUSTDOCK」は、eKYC業務における業界No.1のシステムです。犯罪収益移転防止法を遵守し、法的要件を満たした多様な手法を提案します。また、法人確認や組織リスクチェックにも対応しており、多彩なAPIを組み合わせることで、幅広い業界におけるスマートな身元確認を実現しています。業務プロセスを一体化させ、適切な本人確認を提供するBPaaSモデルとして高く評価されています。
詳しくは、公式サイトをご覧ください:
TRUSTDOCKサービスサイト。
以上がTRUSTDOCKによるeKYCサービス「eKYCリカバーコール」の概要です。この新しいアプローチが、より多くのユーザーに支持されることを期待しています。